ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫5匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

猫本

エーゲ海

強い日差しのなかで。 『エーゲ海の猫』村松雪絵/著、講談社ギリシアの猫との出会いは、私の不思議体験だった。エーゲ海の猫たちの写真集。自由気ままに生きるたくましい猫たち。 白壁が続く美しい異国の風景のなかで、神秘的にさえ見えます。猫はただそこ…

10ねこ

本当に10匹なのか。 『ねこねこ10ぴきのねこ』マーティン・レーマン/さく、ほしかわなつこ/やく、童話館出版1匹目のねこは、わたしです。ページをめくると、次々と猫たちがごあいさつ。 10匹のいろんな猫にであえます。丸っこいフォルムの独特な絵がクセに…

3ねこ

何色にでもなれる。 『三びきのこねこ』ヴラジーミル・ステーエフ/ぶん、ジュリオ・マエストロ/え、さがのやよい/やく、童話館出版黒、灰色、白の、3匹の子猫。 ねずみを追いかけて粉の缶に入ったら、真っ白の3匹になっちゃった。いろんなものを追いかけ…

白い猫

黒くなりたい。 『しろねこしろちゃん』森佐智子/文、Maya Maxx/絵、福音館書店真っ黒なお母さんと真っ黒な子猫のなかに、真っ白な「しろちゃん」が1匹。 しろちゃんは、みんなとおなじ真っ黒になりたくてたまりません。自分だけ違うことを恥ずか…

やまねこ

やまねこもねこです。 『やまねこのおはなし』どいかや/作、きくちちき/絵、イースト・プレス山できままに暮らすやまねこは、ある日街へ出かけようと思い立ちます。 その途中で白い子猫を助け、山に帰って一緒に暮らすことに。きくちちきさんの大胆な筆遣…

本を守る

本の力を。 『本を守ろうとする猫の話』夏川草介/著、小学館主人公は、高校生の夏木林太郎。 一緒に暮らしていた祖父が突然亡くなり、祖父が営んでいた古書店『夏木書店』をたたむことになる。 そんな時、書棚の奥に人間の言葉を話すトラネコが現れ、本を守…

いろんな猫

一瞬を切り取って。 『フェルトと刺繍のいろんな猫』ahoy embroidery/著、講談社なにげない猫の表情やしぐさ。 55匹の猫をフェルト刺繍や全面刺繍で表現しました。表紙がいい。 エリザベスカラーをして、ちょっとふてくされた猫。本の中にも、「よくまあこ…

猫との約束

猫と人間の物語。 『約束の猫』村山早紀/著、げみ/イラスト、立東舎4つの、猫にまつわる短編集。 きれいなイラストがやさしく寄り添い、物語を彩ります。村山早紀とげみのコラボ3作目。捨てられていた白い子猫のエピソードが多いのは、村山さんの経験なの…

本屋のねこ

ほこりから猫。 『本屋さんのルビねこ』野中柊/作、松本圭以子/絵、理論社本に積もったほこりから生まれた、ねこのルビ。 本屋さんの看板ねこになれるかな?本屋さんで生まれたかわいい猫のお話、わくわくしながら読みました。最初は小さすぎてねずみに間…

旅する猫

世界を旅する猫。 『世界一周猫の旅 トラネコボンボンの365日』中西なちお/著、誠文堂新光社トラネコボンボンの猫たちが、世界の街や名所をご案内。 365日旅して、日めくりのように絵と文で綴ります。『猫ごよみ365日』に続く、トラネコボンボンの日めくり…

猫のおつげ

あなたのための言葉。 『 猫のお告げは樹の下で』青山美智子/著、宝島社ふと立ち寄った神社で出会った、お尻に星のマークがついた猫。 猫のミクジの葉っぱのお告げが導く、あたたかい7つの物語。2話目の「チケット」が大好きでした。 中学生の娘と仲良くな…

長いねこ

くるくると巻かれたい。 『ながいながいねこのおかあさん』キューライス/ぶん、ヒグチユウコ/え、白泉社おかあさんは、ながいながいねこ。 ある日、子猫は強い風に吹き飛ばされてしまいます。 子猫はおかあさんのもとに戻れるでしょうか。キューライスのシ…

にゃんたまたま

うれしはずかし。 『にゃんたま』芳澤ルミ子/写真、自由国民社その名の通り、にゃんこのたまたまの写真集。目のつけどころ! 最高です。時々出会う野良猫達を思い出しました。 あの立派なうしろ姿。 「男の子だね~」とひとめでわかる印。うちのこは去勢し…

てのひら猫

愛でる本。 『ねこ ちいさな手のひら事典』ブリジット・ビュラール=コルドー/著、グラフィック社猫に関する様々な疑問に答える「ねこの事典」。フランスで人気を博した、貴重でかわいいクロモカードのイラストが、各ページを彩っています。 レトロな雰囲気…

消しゴムで猫

毎年猫年ですから。 『消しゴムはんこ。で年賀状 十二支と猫とえんぎもの 決定版』津久井智子/著、大和書房消しゴムはんこで、年賀状を作りませんか。 十二支と、猫ももちろんあります。 毎年猫年の私には嬉しい配慮。できそうで難しそうで、でもやってみる…

あばれる。

さあごいっしょに。 『あばれネコ』キューライス/さく・え、KADOKAWAあばれネコがやってきた!とにかく、いきおいがある絵本。 やりたい放題にあばれる猫のいきおいに巻き込まれる快感を味わってほしいです。やりたい放題なのに、憎めない。 リズミカルな文…

すっぽり

猫が好きなもの。 『ねこはすっぽり』石津ちひろ/文、松田奈那子/絵、こぐま社猫は好きな場所でごろりーん。 のびーんと伸びたり、がりがりしたり、ぺちゃぺちゃ食べたり、すっぽりはまったり。 どこまでも自由な猫のしあわせ絵本。のびやかな絵が魅力の松…

猫にGPS

どこ行ってたの? 『猫にGPSをつけてみた』高橋のら/著、雷鳥社東京から引っ越した先の田舎で出会った6匹の猫。 ある時、猫たちにGPSをつけてみたら、いろんな気づきがありました。うちの猫、いつもどこまで遊びに行ってるのかな。 猫飼いさんの素朴な疑問…

4つのボタン

ポジティブ! 『ねこのピート だいすきなよっつのボタン』エリック・リトウィン/作、ジェームス・ディーン/絵、大友剛/訳、長谷川義史/文字画、ひさかたチャイルド猫のピートは、このシャツが大好き。 あれ、ボタンがひとつとれちゃった。 ピートは悲し…

猫のおばけ

会いたい。 『猫のお化けは怖くない』武田花/著、平凡社愛猫くもが亡くなった。 空の雲を見上げるたびに思い出し涙する日々。 そして、軽やかにとりとめなく綴られる生活の記憶の断片。 モノクロ写真が美しいフォトエッセイ集。じんわりくる。私も、猫のお…

原点の猫

カイちゃんです。 『ママになったネコの海ちゃん』岩合日出子/文、岩合光昭/写真、ポプラ社海ちゃんは、岩合光昭・日出子夫妻が初めて一緒に暮らした、二人にとって特別な猫。 そんな海ちゃんの成長の過程を綴ったノンフィクション。今は、「猫写真家と言…

ねこになる!

まーるくなって。 『ねこになっちゃった』角野栄子/作、よしむらめぐ/絵、小学館アコちゃんの仲良しは、ぬいぐるみのトラトラちゃんとクマちゃん。 みんなで、隣のうちのねこのミミのまねをして遊びます!とってもかわいらしい絵本です。 ふっくらとした優…

ぼくの声

あふれる思い、聞いて。 『ぼくはいしころ』坂本千明/作、岩崎書店石ころのように、じっとだまって、ひとりで生きる黒猫。 でもあるとき、「こんにちは」と声をかけてくる人間があらわれて…。『退屈をあげる』のたましいを受け継ぐ、尊い本です。 涙があふ…

と思いきや

異世界への入り口はやっぱりそこ。 『ねこはるすばん』町田尚子/作、ほるぷ出版ねこは、るすばん。とおもいきや…? 人間の知らない、ねこの意外ないちめん。『ネコヅメのよる』で大好きになった町田尚子さんの新作猫絵本です。町田さんの絵本の何がいいって…

ニャンルー

慈しむこころ。 『ねこのニャンルー』どいかや/作、偕成社森の中で家族と暮らす、ねこのニャンルー。 おばあちゃんにおそわって、おじいちゃんのセーターだった毛糸をぜんぶ使って、長い長いマフラーを編むことに。ニャンルーと家族の、あたたかな物語。 お…

ねんねんねこねこ

夢の中ならどこへでも。 『ねんねこ』ザ・キャビンカンパニー/作・絵、小学館夜、なかなか眠ろうとしない子猫。 お母さん猫は、夢の中で遊びましょうと、夢の中で待ち合わせをします。独創的なタッチと色彩で人気の、ザ・キャビンカンパニーの猫絵本。 色彩…

愛しの黒猫

黒猫は奥が深い。 『魅惑の黒猫 知られざる歴史とエピソード』ナタリー・セメニーク/著、グラフィック社黒猫の歴史や伝説、知られざるエピソードが楽しめる魅力的な1冊です。黒猫びいきというわけではないのですが、子どもの頃はじめて飼った猫が黒猫で、そ…

千年の森

ブルースを歌う犬。 『 千年の森をこえて』キャシー・アッペルト/著、片岡しのぶ/訳、デイビッド・スモール/絵、あすなろ書房テキサス州東部、メキシコ湾へと流れこむサビーン川の上流。 うっそうとした森に1匹の捨て猫が迷いこみ、千年にわたる不思議な…

床下の

上と下の世界。 『 床下の奴ら 庭付き・ネコ付き・一戸建て』Moon Ligft Sword/著、雷鳥社一軒家の住人と「床下の奴ら」の、日常のお話。 ほのぼのとあたたかく、おかしくて、ちょっとせつない。素敵な写真がたくさん。 お話からも写真からも、猫たちへの愛…

青い目

猫はねずみが好き。 『あおい目のこねこ』エゴン・マチーセン/さく・え、せたていじ/やく、福音館書店青い目のこねこは、ねずみのくにを探して冒険に!とてもシンプルでユーモラスな物語。 テンポ良く展開していくお話がとても楽しくて、何度も読みたくな…