ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫5匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

ナリワイ

どのように生きるか。 『ナリワイをつくる』伊藤洋志/著、筑摩書房副題は「人生を盗まれない働き方」。働くことと生きること。仕事とプライベートの両立を謳うことはもう時代遅れだと、誰かが言っていました。ワークライフバランスではなく、ワークアズライ…

ズルい詩集

ゆるくとらえてはなさない。 『わたしたちの猫』文月悠光/著、ナナロク社ナナロク社の本はずるいと思うのです。 装丁も、紙も、帯の文章も、手触りも。 すべてがずるい。 手に取らずにはいられない。 そんな本をつくるナナロク社さんの本が大好きです。詩集…

イワナミ少年

子どものための特別な本。 『本へのとびら ー岩波少年文庫を語る』宮崎駿/著、岩波書店Twitterで岩波少年文庫が盛り上がっているので、この本をご紹介せずにはいられません。 この本では、宮崎駿さんが選んだ岩波少年文庫50冊が紹介されています。スタジ…

うちのこ

今日もうちのこ。 箱入り猫。出るもんか!という強い意志を感じます。ふだんネットショッピングはしないのですが、この日はAmazonの贈り物をいただきました。こんなに気に入ってくれるなら、Amazonも悪くないかも?

うちのこ

久々うちのこ。 ななこ。新しい本棚のチェックしてます。そこ、ななこ専用にしましょうか?

美味しいコーヒー

大人のためのおしゃれ絵本。 『コーヒーの絵本』庄野雄治/作、平澤まりこ/絵、mille books人気焙煎所・アアルトコーヒーの庄野雄治さんによる、コーヒーの絵本。 コーヒーの基本から淹れ方まで、お話仕立てで楽しくわかりやすく教てくれます。平澤まりこさ…

ピースの意味

地元が舞台。 『ピース』樋口有介/著、中央公論新社埼玉県の長瀞町と寄居町で、連続してバラバラ殺人事件が発生した。 事件の裏側に潜むものとはー。ネコオドルがある寄居町が舞台になっているミステリー小説。 あまりミステリーは読まないのですが、これは…

オマージュ

文学に触れるきっかけに。 『新釈走れメロス 他四篇 』森見登美彦/著、KADOKAWA日本の文学作品5編が、森見節で現代の京都によみがえります。 「山月記」「走れメロス」「桜の森の満開の下」など、教科書でもおなじみの名作ばかり。月に1回の読書会で名作文…

美しい言葉

やさしいまなざし。 『ワイズ・ブラウンの詩の絵本』マーガレット・ワイズ・ブラウン/詩、レナード・ワイスガード/絵、木坂涼/訳、フレーベル館小さな生き物たちへのやさしい思いを感じる、ワイズ・ブラウンの詩の絵本。 レナード・ワイスガードが絵を手…

クロネコの人

クロネコヤマトの生みの親。 『小倉昌男 祈りと経営』森健/著、小学館2005年6月に亡くなったヤマト運輸元社長・小倉昌男。「宅急便」の生みの親である名経営者は、現役引退後、私財46億円を投じて「ヤマト福祉財団」を創設し、障害者福祉に晩年を捧げた。語…

猫が踊る

猫がワルツを。 『ねこがおどる日』八木田宜子/作、森川百合香/絵、童心社猫のしろとくろは、夜になるとワルツを踊ります。 でもそれは、リツコだけが知っていること。ほんわかとした気分になれる、踊る猫の絵本です。子どもだけが知っている、夜になると…

ネコオドル、1年。

正式オープンは7月25日でしたが、その前のプレオープンから数えると、ネコオドルが走り始めて1年が経ちました。 オープン当初は、まだお店のロゴがありませんでした。1年経って。 今、ネコオドルは次のステップを踏み出しています。 チャレンジショップの卒…

猫と散歩

私の中の猫。 『猫の目散歩』浅生ハルミン/著、中央公論新社ハルミンさんが、自分の中にいる猫と対話しながら、都内スポットを案内してくれます。猫と出会える場所や、美味しそうなお店や。時々あらわれる、ハルミンさんの中の猫目線。私は自分の中に猫はい…

鏡の向こう側

童話の狼。 『かがみの孤城』辻村深月/著、ポプラ社学校での居場所をなくし、閉じこもっていたこころの目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めたー。遅ればせながら読んでみました。 中学生の、居心地の悪さとか、生きづらい感じとかが、リアルに伝わって…

猫の唄

セクシーです。 『うちのねこちゃん』松谷みよ子/文、小沢良吉/え、偕成社松谷みよ子さんの、あかちゃんのわらべうたシリーズ。 おしゃれなねこちゃんと、とらねこあにきが登場します。私はこのわらべ唄を知らないのですが、ぜひ聴いてみたい! 赤ちゃんに…

雨の日には

雨の日のファンタジー。 『あめのひ』サム・アッシャー/作・絵、吉上恭太/訳、徳間書店外は雨が降っています。 ぼくは雨の中で遊びたいけど、おじいちゃんはやむまで待とうと言います。 ようやく雨がやんで、外に出ると…。外に出たくてたまらない男の子の…

野良猫タンゲ

隻眼のニヒルなやつです。 『タンゲくん』片山健/作、福音館書店ある日ふらっとうちにやって来た、片眼の野良猫タンゲくん。 私の膝の上に乗ったり、ハラの上にのったり。 でも、昼間外で会っても、知らんぷりされてしまいます。 どこでどんなふうに過ごし…

魔法の水

信じるということ。 『星の子』今村夏子/著、朝日新聞出版生まれながら病弱だったちひろを救うため、両親はあらゆる治療を試みる。 ある時、父が同僚からすすめられた「金星のめぐみ」という水を使うと、ちひろは回復した。 やがて両親は「あやしい宗教」に…

読書会@ネコオドル

6月16日、ネコオドルで読書会を開催しました。 寄居読書会の第13回目です。課題本は谷崎潤一郎『猫と庄造とふたりのをんな』 参加者は4名。この作品、今回はじめて読みました。 とんでもなくダメな男の物語。 庄造なんて古めかしい名前ですが、30歳男性です…

愛しの黒猫

黒猫大好き。 『くろねころびんちゃん ごろごろ』くろねこいしょう/さく・え、キーステージ21黒猫のロビンちゃん。 ビー玉や毛糸玉を転がして、ごろごろ。 大きいものだって、ごろごろ転がします。 でもお空でかみなり様がごろごろ鳴りだすと…。黒猫好き…

本屋ときがわ町

6月8日、第3回「本屋ときがわ町」に出店しました。 埼玉県ときがわ町のiofficeにて行われる、ときがわカンパニーさん主催のブックイベントです。 第1回目に続き、ネコオドルは2回目の出店です。本屋出店だけでなく、ワークショップやイベントも同時開催され…

最高の夏休み

自分だけの文明をつくる! 『ウエズレーの国』ポール・フライシュマン/作、ケビン・ホークス/絵、千葉茂樹/訳、あすなろ書房みんなからちょっと浮いていて、仲間はずれにされているウエズレー。 夏休みの自由研究に「自分だけの文明」をつくりだすことに…

子猫ごっこ

一緒にあそぼ。 『きみもこねこなの?』エズラ・ジャック・キーツ/作・絵、当麻ゆか/訳、徳間書店子猫たちが遊んでいるところへ、子犬がやってきました。 子猫になりきって、子猫たちについていく子犬ですが…。「きみもこねこなの?」と聞かれて、思わず「…

いただきます

食すように読む。 『食卓一期一会』長田弘/著、角川春樹事務所美味しそうな詩。 食べものの詩66篇を召し上がれ。まず表紙が素敵です。 めくる前に思わず「いただきます」と言いたくなってしまいます。そして詩を堪能。美味しそうなにおいや、食材の色彩が…

17歳の物語

猫も登場します。 『いつか記憶からこぼれおちるとしても』江國香織/著、朝日新聞社17歳。 ちょっと裕福な家庭で育った、私立の女子高に通う女子高校生たち。 彼女たちの、少しずつ重なりあう6つの短編集です。江國香織さんの描く少女たちは、とても魅力的…

本屋のドラマ

行ってみたい本屋です。 『燃えよ、あんず』藤谷治/著、小学館フィクショネスという、下北沢に実在していた本屋さんのお話。著者の藤谷治さんのお店です。私は行ったことがなかったのですが、フィクショネスに実際に行ったことがある人が、この本を教えてく…

もののけ

いるのか、いないのか。『逢魔が時に会いましょう』荻原浩/著、集英社民俗学者・布目准教授の助手としてフィールドワークに行くことになった大学4年のマヤ。 座敷わらし、河童、天狗。 目撃情報ははたして本物なのか。 イケメンだけど変わり者の准教授と女…

かわいいね

猫愛爆発! 『ポーリーちゃんポーリーちゃん 』どいかや/文・絵、小学館かわいいかわいいポーリーちゃんをひたすら愛でる。 それだけのキュートな絵本です。もうね、猫愛爆発。どいかやさんは、猫好きで知られる絵本作家さん。 たくさんの保護猫たちと自然…

『夜廻り猫』を語る会

6月1日、ネコオドルで「『夜廻り猫』を語る会」を開催しました。寄居読書会のスピンオフ企画。 『夜廻り猫』愛がとまらないメンバーで「ちょっとお酒でも飲みながら語ろうよ!」ということになり、開催することになりました。『夜廻り猫』は、深谷かほるさん…

夜になると

これからが猫の時間です。 『よるのねこ』ダーロフ・イプカー/文と絵、光吉夏弥/訳、大日本図書夜になると、ねこは散歩に出かけます。 暗闇でもよく見えるねこの目。 何が見えているのでしょうか。人間には見えない夜の世界を、猫と一緒に体験できます。昼…