ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫5匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

世界は君のもの

そのとおり。 『世界は猫のもの』エムディエヌコーポレーション家のなかで、窓辺で、街角で。 世界中の、きままで自由な猫たちの写真集。いろんな時代の、たくさんの写真家たちがカメラにおさめてきた猫の姿。 いつでも猫は気高く美しい。 そして、愛らしい…

おどるうたう

踊って歌って。 『おどるネコうたうネコ』沖昌之/著、KADOKAWA踊る猫に、歌う猫。 人気の猫写真家、沖さんの写真集。決定的瞬間!踊っているようにしか見えないし、これはもう、まさに歌ってる。猫の愛らしい瞬間を切り取らせたらピカイチの猫写真家、沖昌…

おどろう

犬と一緒に。 『ぼくとおどりませんか』エズラ・ジャック・キーツ/作、西園寺祥子/訳、ほるぷ出版もしもしー、ぼくといっしょにおどりませんか? 猫が犬に声をかけて、2匹のおどりがはじまります。色とりどりの衣裳を身にまとい、世界中のおどりを踊る犬と…

抹茶カフェ

だれもが主人公。 『月曜日の抹茶カフェ』青山美智子/著、宝島社川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。 定休日の月曜日に1度だけ「抹茶カフェ」を開いたところから、人々のご縁がつながってー。 一杯の抹茶からはじまる、東京と京都をめ…

作家とにゃんこ

ねこと紡ぐ。 『作家と猫』平凡社編集部/編、平凡猫を愛する作家49名の、猫にまつわるエッセイ集。佐野洋子、まど・みちお、向田邦子、夏目漱石、水木しげる…。 おなじみの人から「あら、あなたも?」という意外な人まで、猫にまつわるエピソードが満載です…

従軍記者

伝えたこと、伝えたかったこと。 『清六の戦争 ある従軍記者の軌跡』伊藤絵理子/著、毎日新聞出版太平洋戦争末期、軍属の記者としてペンをとり続けた伊藤清六。 爆撃下の洞窟でガリ版刷りの新聞を作り続けました。 75年後、自らも記者となった著者が、祖先…

ねこの恩返し

歌って踊る。 『おけさねこ』ゆきのゆみこ/文、赤坂三好/絵、チャイルド本社佐渡島の海辺に「にすけや」という魚屋さんがありました。 あるときからさっぱり繁盛しなくなってしまい、夜逃げすることに。 にすけさん夫婦は、16年かわいがってきた猫のあさに…

みとりねこ

いつまでも一緒に。 『みとりねこ』有川ひろ/著、講談社猫と暮らすこと。 優しくてちょっと切ない7つの物語。どうしたって猫より人間の方が長く生きる。猫の成長の早さを、猫目線から見た人間の子どもの成長の遅さとして描写されると、おかしくてしょうがな…

ヒロシマの港

なぜ広島に原爆が落とされたのか。 『暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』堀川惠子/著、講談社広島の軍港・宇品に置かれた、陸軍船舶司令部。 3人の司令官の生きざまを軸に宇品の50年を描き出すノンフィクション。「暁部隊」の名前で親しまれていた陸…

ひとり出版社

思いを届ける仕事。 『ひとり出版社という働きかた』西山雅子/編、河出書房新社港の人、赤々舎、ミシマ社、土曜社、タバブックス… 小出版社を立ち上げた彼らの個性豊かな発想とその道のり、奮闘をリアルに綴る。新たにコロナ後の働きかた、出版記を加えた増…

空飛ぶ猫

会いに行くよ。 『空猫アラベラ』アティ・シーヘンベーク・ファン・フーケロム/作、野坂悦子/訳、本作り空Solaアラベラは、8年も猫天国で暮らしている「空猫」。 あるときアラベラは飼い主のおばさんに会いたくなり、「宇宙カゴ」に乗っておばさんのもとへ…

見えない敵

今、読むべきか、読まざるべきか。 『復活の日』小松左京/著、KADOKAWA生物化学兵器を積んだ小型機が、真冬のアルプス山中に墜落した。 感染後5時間でハツカネズミの98%を死滅させる新種の細菌は、摂氏5度で異常な増殖をみせ、春の雪解けと共に爆発的な勢…

黒猫は本が好き

おすすめ本あります。 『くろねこのほんやさん』シンディ・ウーメ/文・絵、福本友美子/訳、小学館本を読むことが何よりも好きな黒猫。 ある日、とある小さな子どもの本屋さんで働くことになりました。黒猫の本屋さん!「本屋さんと猫」の絵本や児童書はい…

帽子のなか

こだわってます。 『わたしのかみがた』樋勝朋巳/作、ブロンズ新社帽子のなかの髪型は、もしゃもしゃのてっぺんを三つ編みでくるくる囲った、鳥の巣のような髪型です。 どうしてこの髪型をしてるかというとね…。自分らしくあることを大事にする心と、他者へ…

うちにおいで

ちょっとずつ、少しずつ。 『うちのねこ』高橋和枝/作、アリス館野良猫だった猫が、ある日うちへやってきた。 ゆっくりゆっくり「うちのねこ」になるまでのおはなし。飼い主さんの思い、猫の気持ち。ゆっくり少しずつとわかっていながらも焦ってしまったり…

ことばは変わる

辞書にも性格がある。 『辞書になった男 ケンボー先生と山田先生』佐々木健一/著、文藝春秋元は1冊の辞典を共に作ってきた二人は、なぜ決別したのか。 辞書作りの裏側に迫ったドキュメンタリー。 『三省堂国語辞典』と『新明解国語辞典』、どちらも三省堂…

猫おこま

恐るべし猫のネットワーク。 『国芳猫草紙 おひなとおこま』森川楓子/著、宝島社人気浮世絵師・歌川国芳の一人娘が誘拐された。 さらわれた先のお屋敷では奥方の首なし死体が見つかり…。 子守兼弟子のおひなは猫のおこまとともに、“猫の網”からの情報を頼り…

パリで生きる

この場所で。 『パリでメシを食う。』川内有緒/著、幻冬舎パリに住み働く10人の日本人の生き方。 丁寧な取材をもとに綴られたルポルタージュです。海外の地で職を得て暮らしていくことは、きっと想像以上に生きる力の強さが必要だ。料理人、漫画喫茶の店主…

朝顔

つるをまきまき。 『あさがお』荒井真紀/文・絵、金の星社朝顔の種をまくところから、種の収穫まで。 朝顔の一生を、美しい細密画で描いた絵本です。色使いがとても美しい。朝顔といえば、夏休みの宿題。 これから朝顔を育てる子ども達にも、昔育てたことが…

岩合さんと旅の猫

日本も世界も猫の国。 『岩合光昭×ねこ旅』岩合光昭/著、山と渓谷社日本各地からはじまって、世界各国の猫まで。 写真家・岩合光昭さんが旅先で出会った猫たちの写真集。コロナ禍になってから、岩合さんの猫旅番組も日本を巡っていますね。 以前のように世…

通すべからずの戦い

いつか入れる日まで。 『警備員さんと猫』にごたろ/著、KADOKAWA絶対に入りたい猫vs必死に阻止する警備員さん。 ほっこりする攻防を、漫画と写真で楽しめる1冊。Twitterで見ていた、尾道市立美術館の警備員さんと猫との攻防が本に。こんな侵入者ならいつ…

大丈夫。

魔法のことば。 『あら、そんなの!』高橋和枝/著、偕成社人間のお誕生日パーティーに招待された、のらねこのプー。 うれしいけれど、はじめてのことで、どうしたらいいのかわかりません。 そこで、ともだちのたまみさんに相談したら、たまみさんは素敵な提…

100%と言いたい

心の中では100%。 『99.9%猫が好き!』竹内薫/文、古瀬恵一/写真、小学館猫好き科学作家、初の猫溺愛エッセイ。現在飼っている6匹の猫たちへの愛を語りつつ、初めての猫体験の話をしたり、猫の回転について物理学的に解説したり、物理学者ならではの切り…

はちみつ色の幸せ

ビスク先輩からばびぶーまで。 『ハニオ日記』石田ゆり子/著、扶桑社女優の石田ゆり子さんがInstagramで綴ってきた、ハニオ日記。 2016年から現在までのゆり子さんと犬猫たちの暮らしの美しい記録集。愛猫ハニオ目線のとってもユニークな投稿。 いつも楽し…

幻の映画

フィルムを捜して。 『映画探偵 失われた戦前日本映画を捜して』高槻真樹/著、河出書房新社いつのまにか消えてなくなってしまった、戦前日本映画の名作たち。 それら失われた映画に心奪われ、フィルムを捜した映画探偵たちを追いかけたドキュメント。戦前の…

おなかの虫

スイッチョと鳴く。 『スイッチョねこ』大佛次郎/文、安泰/絵、フレーベル館きれいな声で鳴く虫は、おいしいに違いない。 好奇心旺盛の白い子猫が、虫を飲み込んでしまいました。 すると、おなかの中から「スイッチョ」と鳴く声がきこえて、さあ大変です。…

踊る踊る

猫もしゃくしも。 『踊る猫』折口真喜子/著、光文社画家で俳人の与謝蕪村が見聞きした、不思議な9つの物語。読書記録をつけているのですが、数年前にこの『踊る猫』を読んだことになっていて、でもどんな内容だったのか記憶がなく、本当に読んだのかピンと…

ねこたち

熊さんの猫。 『ねこたち 猪熊弦一郎猫画集』猪熊弦一郎/〔画〕、ilove.cat/企画・編集、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/監修、ミモカ美術振興財団/監修、リトルモア猫、猫、猫……頭の中まで猫が住み込んでしまった画家の、愛のデッサン。画家・猪熊弦一郎の…

森の魔女

カブを探して。 『バーバ・ヤガー』アーネスト・スモール/ぶん、ブレア・レント/え、こだまともこ/やく、童話館出版カブを探して森の奥深くまで入り込んだ女の子マルーシャが、おそろしい魔女バーバー・ヤガーにつかまって…。ロシアの昔話です。この絵本…

城の猫

白猫じゃないよ。 『しろねこ 英国の古城に暮らす猫を訪ねて』石井理恵子/執筆・撮影、横山明美/執筆・撮影、新紀元社英国の美しい古城や貴族の館で暮らす猫たちをめぐる旅。美しい建物や風景、英国の文化に触れられる美しい写真たっぷりの1冊。猫たちも絵…