ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫4匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

活版印刷とネコオドル

2022年8月でネコオドル店舗開業3周年を迎えます。
ネコオドルとして活動を開始したのはその1年前なので、誕生からは4周年…ということは、5年目突入。

3周年で5年目、なんだかちょうどよくない?
(なにが?)

ということで、記念グッズを作りました。
活版印刷栞ちゃん


猫のように気まぐれに。

本当に偶然の出会いがあり、寄居町活版印刷ができることを知りました。

ドアーズレタープレスさん。
寄居町鉢形のサイタマ印刷さんが運営する活版印刷室です。

紙も活版印刷も大好きで、大人の科学マガジンの小さな活版印刷機も購入したことのある私。
活版印刷で作られた本に1文字だけ活字が横向きになっているのを見つけると「あ、誤植」としみじみ嬉しくなってしまう私。
川越が舞台の小説『活版印刷日月堂』(ほしおさなえ/著、ポプラ社)を読んでは、寄居にもこんな印刷所あったらいいなあと夢見ていた私。

そんな私の前に颯爽と現れたドアーズレタープレスさん。


お見本にいただいた活版印刷グッズ。かわいい。

寄居で活版印刷
ただただ感動しました。
やらない手はないじゃないか!

「3周年なにかやりたい」に活版印刷がかけ合わさって、すぐに栞が思い浮かびました。

さっそくドアーズレタープレスさんに相談したところ、その後の展開が早かった!
「こんな厚さの紙でこんな感じのデザインで…」と、本当にぼんやりとした私のイメージを的確にキャッチして、即座にたくさんのデザイン案や印刷見本、紙の見本などを用意してくださいました。


家族にも相談しながらわいわいと。
あれよあれよという間に形になっていきました。

完成した栞は、何度も繰り返し使ってもらえるように、厚めの紙を選びました。


カラフルな3色。

みんな大好き元気カラー、黄。
ネコオドルのイメージカラー、青。
茶トラの猫色、茶。

インクはパキッと黒で。

とても素敵な仕上がりになりました。
たくさんの方に使っていただけますように。

ネコオドル×活版印刷、夢のコラボ第1弾。
8月から…と思いきや、7月31日からお披露目します。