ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫5匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

ねこおどる!

これぞ猫踊る絵本!

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『ねこおどる』広瀬克也/作、絵本館

どこからともなく猫たちが集まって、踊りだす。
あわおどりにフラダンス、コサックダンスまで。

本屋ネコオドルに、絵本ねこおどる。
カタカナとひらがな。

運命を感じます。

うちの店とこの絵本、何か関係があるのかと聞かれたら残念ながら何もないのですが、それでも看板絵本としておすすめしたい。

踊り出したくなるほどリズミカル。
子どもたちに読んで聞かせたい、楽しい絵本です。

読書会@リカ

10月14日、寄居読書会でした。
ネコオドルが移転したため場所の提供ができなくなりましたが、変わらず参加していきます。

今回の会場はアトリエ・リカさん。
2階のアンティークの家具に囲まれた小部屋で、隠れ家のような素敵な空間です。

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写真を撮り忘れたので、リカさんのSNSから拝借しました。

第17回目、課題本は芥川龍之介『秋』
参加者は5名。

信子と妹の照子、俊吉の三角関係。

妹のために身を引きながら、俊吉への思いを忘れられない信子。姉の気持ちをわかっていながら俊吉と結婚して、嫉妬に悩む照子。
俊吉の気持ちは描かれていないんですよね。

秋のもの悲しさ、切なさを感じる哀愁あふれる作品。

結婚や幸せのあり方が今とは違う時代なのでは、という意見もありましたが、私は誰も幸せになっていないことに苦しさを感じました。
誰かの幸せのために自分を犠牲にすることは、時として自分も、相手をも、苦しめるのかもしれない。

「とりかえしのつかない」という言葉が、印象に残りました。

読書会の後半は、「秋」をテーマに本や音楽を紹介しあいました。

読書から季節を感じる。
素敵な時間になりました。

次回は12月、ディケンスの『クリスマス・キャロル』です。

すてき!

いもむしの旅。

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『すてきってなんだろう?』アントネッラ・カペッティ/ぶん、メリッサ・カストリヨン/え、あべけんじろう/やく、あべなお/やく、きじとら出版

ある日「すてきないもむしさん」と言われた、いもむし。
けれど、すてきってなんだろう?
いもむしの「すてき」を探す旅がはじまります。

いたばし国際絵本翻訳コンクールの課題本だったイタリアの絵本。
コンクールに挑戦した友人から原書を見せてもらっていたので、日本語版が出るのを楽しみにしていました。

あらためて見てもやっぱりかわいい。
イタリア語の原書と少し色合いが変わっていたので、2冊を並べて見たくなりました。
プレゼントにも喜ばれそうな素敵な絵本です。

ネコハシル

ねこ、はしる。

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『ねこはしる』工藤直子/著、童話屋

ちょっとのろまな子猫ランと、友達になったさかなのお話。
静かに深い、友情と命の物語です。

詩のような、小説のような、不思議な感覚で読みました。
美しい言葉の連なり。

朗読したい!と思う本です。
言葉に出して、心を込めて、読みたい。

おんなじ猫

ちがう猫でもおなじ猫。

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『ねことねこ』町田尚子/作、こぐま社

ねことねこ、おなじところ、どこだ?
2匹のねこを見くらべると、おそろいが見つかるよ。

『ねこヅメのよる』に出会って以来愛してやまない、町田尚子さんの猫絵本。
味のある表情、「そうきましたか!」というような角度、すべてがツボです。

今回もいろいろな猫がたくさん登場します。
表紙のさび猫さんは、我が家の子にそっくりです。
そんな「そっくり」さんがいると、特別な1冊になってしまいますよね。

小さい子から楽しめる絵本。
町田さんも仰っていましたが、猫好きを育てる英才教育にぴったり!

読み終わって、やっぱりそうだよね!と猫好きを納得させる、愛すべき猫絵本です。

田舎ではじめる

こんな田舎でもできること。

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『田舎・郊外でお店、はじめました。』長井史枝、雷鳥社

地元でなにかできたらいいなあ、と、まだぼんやりと考えていた頃に、この本に出会いました。

その名の通り、田舎や郊外でお店をはじめた人たちを取材した本。
開業までの流れや、それぞれの働き方、続けていくコツなど、豊富な写真と共にわかりやすくまとめられています。

「田舎で開業」に焦点を絞っているので、そこがありがたかったです。
また、いろいろなジャンルのお店が載っているので、ヒントになることがたくさんありました。

それぞれの生活にあったスタイルで、やりたいことを無理なく。

長く続けていくには、これが大事なんだろうなあと、思いました。

なにかはじめたいと思っている人に、手に取ってほしい1冊です。

犬と猫

天使と悪魔?

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『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい 1』松本ひで吉/著、講談社

天真爛漫な犬と、凶悪ながら憎めない愛らしい猫。
どっちも飼ってる著者によるコミックエッセイです。

3巻まで発売されている人気コミックエッセイ。
すすめられて読んで、ドはまりしました。

「いぬっ!いぬっ!!」と、犬のあまりの天使さにメロメロとなり、「ね、猫~!」と、その極悪な表情にひれ伏したのでした。

今はTwitterももれなくチェックしています。
犬派も猫派も虜にする1冊です。