ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫4匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

ドレメフェスタ

11月3日、ドレメフェスタに出店しました。

寄居町にある旧洋裁学校、通称ドレメで開催された、美味しいものや音楽、さまざまな体験が早朝から夜まで1日中楽しめる、ワクワクするようなイベントです。

ネコオドルの出店は10時から16時までなのですが、8時半からのラジオ体操に参加したくて8時から現場入り。なんとフランス語でラジオ体操なのです。言葉はわからなくても体が覚えているものですね。そしてフランス語の響きに自然と笑顔がこぼれる、楽しいひとときでした。

ネコオドルの出店場所はドレメ1階の調理室。

レトロな雰囲気漂う調理室にネコオドルの本と雑貨が並びました。

今回はネコオドルの栞を作ってくれた活版印刷のドアーズレタープレスさんとのコラボ出店。お買い上げいただいたお客さまは名入れの栞をその場で刷ってプレゼントということで、活版印刷が間近で見られることに私もワクワクです。

準備が一段落ついた頃、「活字、拾ってみませんか」との素敵なワードが。

活字を拾う。忘れられていく言葉のひとつかもしれません。貴重な体験。

大活躍の活版印刷機、手きん。想像より大きくて驚きました。もっと大きいのもあるそうです。レトロな調理室に馴染みすぎてここだけ昭和にタイムスリップしたみたい。

刷り上がった栞。ひらがなの「ねこおどる」活字がかわいいってこういうことですね。

今回、イベントにあわせてドアーズレタープレスさんがネコオドルのグッズを作ってくれました。

活版印刷で作ったネコオドルのポチ袋。

始まってみると、たくさんのお客さまが来てくださいました。活版印刷体験も大盛況で、できあがった栞を見せてもらってはその可愛い出来映えにキュンっとしてました。

建物の外には飲食の出店者さんがずらりと並んでいて、かたっぱしから食べたいくらい美味しそうだったのですが、ありがたいことに忙しくて出店場所を長く離れることができず。でもこっそりといただいた和総菜キッチンカーhasucafeさんのキーマカレーとHOUSEさんのカフェオレ美味しかった!ずっとずっと食べたかったhalさんのマフィンもおみやげに買えました。

午後には庭で音楽ライブも行われ、心地よいリズムに体を揺らしながらゆったりとした時間を過ごしました。ゆたかな緑につつまれたレトロ建築物ドレメに、たくさんの笑顔があふれていました。

この日のために準備してくださり、当日も細やかな気遣いで支えてくださった運営スタッフの皆さまに感謝いたします。

個人的には、地元寄居町でのイベント出店は初めてだったので、いろんな意味で緊張していたのですが、みなさま優しく温かく迎えてくださり、本当に嬉しかったです。ドレメ出店をきっかけにネコオドルを知ってくださった方もたくさんいたと思います。寄居町に根づいていけますように、今後ともよろしくお願いいたします。