ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、保護猫5匹と暮らしています。本屋さんになるための修行中。

絵本

ターシャのクリスマス

ターシャみたいなおばあさんになりたい。 『クリスマスのまえのばん』ターシャ・テューダー/絵、クレメント・ムア/詩、中村妙子/訳 、偕成社ターシャが描いた、クリスマス絵本。 ただただ美しいです。 大人にこそおすすめしたくなる1冊です。ターシャの庭…

魔法のけいと

やっぱり冬には絵本が似合いますね。 『アナベルとふしぎなけいと』マック・バーネット/文、ジョン・クラッセン/絵、なかがわちひろ/訳、あすなろ書房 編んでも編んでもなくならない、ふしぎな毛糸。 町中のみんなの服を編んでも、毛糸はなくなりません。…

ゆきだるま

日本の初版では『ゆきだるま』というタイトルでした。 『スノーマン』レイモンド・ブリッグズ /作・絵、評論社子どもの頃アニメーションの「スノーマン」が好きで、絵本があるのを知ったのはだいぶあとでした。アニメも絵本も、言葉のない世界。 コマ割りで…

水でできている

ちょっと不気味な雰囲気。 『水おとこのいるところ』イーヴォ・ロザーティ/作、ガブリエル・パチェコ/絵、田中桂子/訳 、岩崎書店蛇口からうまれた水おとこ。 あたりをじめじめと水だらけにしてしまったり、人とは違うことで人々から疎まれ、追われてしま…

てぶくろのなか

12月になりました。 『てぶくろ』エウゲーニー・M・ラチョフ/え、うちだりさこ/やく 、福音館書店ウクライナ民話です。 言わずと知れた、名作絵本。 誰もが一度は読んでもらったことがあるのではないでしょうか。てぶくろの中はどうなってるの?と、すご…

家の見る景色

名作絵本です。 『ちいさいおうち』ばーじにあ・りー・ばーとん/ぶん・え、いしいももこ/やく 、岩波書店私が住む家のまわりも、昔とはだいぶ景色が変わりました。 がらっと変わるのではなく、少しずつ少しずつ変わっていくので、元の景色がどんなだったか…

月とおさんぽ

フランスで愛されてきた名作絵本です。 『こねことおつきさま』アルベルティーヌ・ドゥルタイユ/作・絵、ふしみみさを/訳 、徳間書店やんちゃな子猫が、満月の夜にお散歩にでかけると、月が追いかけてきます。 月と一緒に遊びながらどんどん進んでいくと……

相棒

何度でも言いますが、犬も大好きです。 『わたしのそばできいていて』リサ・パップ/作、菊田まりこ/訳、WAVE出版 字を読むのが嫌いなマディ。だってうまく読めないから。 ある日ママと行った図書館には犬のボニーがいて、マディが本を読むのを笑わずに聞い…

赤いてぶくろ

木枯らし、吹きませんね。 『てぶくろがいっぱい』 フローレンス・スロボドキン/文、 ルイス・スロボドキン/絵、偕成社寒くなってきたので、この季節にぴったりな絵本を。赤い手袋の片方をなくしてしまった双子の男の子。 するとみんなが落とし物の手袋を…

夜になると

人間の知らないできごと。 『はくぶつかんのよる』イザベル・シムレール/文・絵、石津ちひろ/訳、岩波書店 『あおのじかん』のシムレールの絵本。 美しく繊細な色合いに目を奪われます。みんなが眠りについた夜の時間、博物館の展示品やおもちゃ箱の人形が…

寄り添うだけで

猫はそこにいるだけで癒やしです。 『ねこの看護師 ラディ』 渕上サトリーノ/文、上杉忠弘/絵、講談社弱り痩せ細った黒猫ラディは、助けられた動物保護施設で、奇跡的な回復をみせます。 するとラディは、施設に運び込まれてくる、ケガや病気で弱った様々…

妹の逆襲

私は妹なので、姉妹を描いた本は大好きです。 『いもうとかいぎ』石黒亜矢子/作、ビリケン出版姉に虐げられている(?)妹たちが集まって、姉を反省させるための作戦会議を開きます。 いろんな意見が出てきますが、どんどん過激になってきて…。私自身は、姉…

すべて猫のもの

猫好きならば否めない。 『わたしのものよ』マルー/えとぶん、WAVE出版大判の表紙は、緑と花に囲まれた、白い猫。 美しい絵本です。リリさんの家で、犬のゴマと共に暮らす猫のサカナの日常。 家の中で外で、出会うモノすべて「わたしのものよ」とサカナ…

海を照らす光

猫も出てきますよ。 『だれのものでもない岩鼻の灯台』山下明生/文、町田尚子/絵、絵本塾出版役目を終えてひとりぼっちとなり、誰のものでもなくなってしまった灯台。 でもそんな灯台のもとに、いろいろな生き物たちが訪れてきます。灯台のクールな受け答…

猫の世界もむずかしい

宮沢賢治の猫のおはなし。 『猫の事務所』宮沢賢治/作、黒井健/絵、偕成社かまどの中で眠るため、いつもススだらけの「かま猫」。 体が汚れているからと猫仲間から嫌われていて、事務所でもほかの猫からいじめられています…。いろいろな猫が出てくるのです…

ずっといっしょ

大切にしているぬいぐるみ、ありましたか? 『こんとあき』林明子/さく、福音館書店あきと、おばあちゃんが作ってくれたぬいぐるみのこんは、大の仲良し。あきが大きくなってもずっと一緒ですが、だんだん古くなりほころびてしまったこん。治してもらうため…

猫のいる庭

猫好き作家さんによる猫の絵本。 『ハーニャの庭で』どいかや/作、偕成社どいかやさんの描く優しいタッチの絵が大好きです。 どいかやさんは、保護した猫たちと暮らしている猫好きさんです。新しい服を買わずに今あるものを大切に暮らすなど、その暮らし方…

男の子も女の子もお母さんも満足!

おたすけこびと、現れないかなぁ。 『おたすけこびと』なかがわちひろ/文、コヨセジュンジ/絵 、徳間書店徳間書店の編集者さんのお話を伺う機会があり、そのときにこの絵本にまつわるエピソードも聞くことができました。特に「いいなあ」と思ったエピソー…

優しい思い出

電力会社のCMでおなじみ、と言うと年代がばれてしまいますね。 『わすれられないおくりもの』スーザン・バーレイ/さく・え、小川仁央/やく 、評論社子どもの頃、CMで見た美しい絵が印象的で、この絵本を知りました。死んでしまったアナグマさんが残し…

自然と一体になる

やっぱり猫のポーズですね。 『きみはライオン! たのしいヨガのポーズ』ユ・テウン/作絵、竹下文子/訳 、偕成社ヨガのポーズをすると、ほら、あの動物になるよ。 わかりやすい言葉と絵で、子どもたちと楽しくヨガのポーズができます。ヨガをしている女性…

命のリレーの物語

バートンの名作絵本の改訂版。 『せいめいのれきし 改訂版』バージニア・リー・バートン/文・絵、いしいももこ/訳、まなべまこと/監修、岩波書店1964年に生まれた絵本ですが、現在の知見に合わせて2015年に内容の改訂が行われました。 子どもたちに正しい…

猫のおんがえし

ふんわりしたかわいい絵にひそむ、意外性。 『くつやのねこ』いまいあやの/文・絵、BL出版民話「長靴をはいた猫」をアレンジした絵本。 貧しい靴屋が、いっぴきのねこと暮らしていました。お客さんがさっぱりこず、お店をたたむしかないかと途方ににくれ…

くるまりたい

クネクネさんのお友達が主役です。 『フワフワさんはけいとやさん』樋勝朋巳/文・絵、福音館書店『きょうはマラカスのひ』のシリーズ。 キュートさはそのままに、毛糸のようなあたたかくてやわらかい要素が加わりました。毛糸屋さんをいとなむフワフワさん…

猫の次に

ペンギンのなかでも圧倒的に好きなのが皇帝ペンギンです。 『コウテイペンギン』ヨハンナ・ジョンストン/さく、レナード・ワイスガード/え、こみやゆう/やく、好学社以前何かの自己紹介で「好きなペット」を書く欄があって、「猫、ペンギン」と書いたら、…

トリオは無敵

3人組には無敵な何かがあると思います。 トリオ最強説。根拠なし。 『すてきな三にんぐみ』トミー=アンゲラー/さく、いまえよしとも/やく、偕成社 読み聞かせの勉強をしていて、先輩が読んでいたのを聞いたのがこの絵本との出会い。 残念ながら、子ども…

ぐるりヨーロッパ

読むだけで旅に出られます。 『たびネコさん』ケイト・バンクス/作、ローレン・カスティーヨ/絵、住吉千夏子/訳、きじとら出版翻訳コンクールに毎年応募している友人から教えてもらった本。 翻訳していく過程を一緒に楽しみながら読みました。ヨーロッパ…

冒険の相棒

大好きな酒井駒子さんの絵本。 『はんなちゃんがめをさましたら』酒井駒子/ぶん・え、偕成社子どもにとって、いつもは寝ているはずの時間に目を覚ますことは、大冒険。 そんなドキドキが伝わってくる、静かな優しい絵本です。私が「あるある!」と思ったの…

裏と表

ヤマネコも猫です(ФωФ) 『ウラオモテヤマネコ』井上奈奈/絵と文、堀之内出版表紙の手触り、しかけ、箔押しの文字。 一目見た瞬間、手に取った瞬間、この本が丁寧に大切に作られたものだとわかります。 美しい絵本です。ヤマネコと少女の、裏と表をめぐる物…

アンガスは犬です

犬のアンガスシリーズのなかの1冊。 『アンガスとねこ』マージョリー・フラック/さく・え、瀬田貞二/やく、福音館書店犬のアンガスが主人公です。 猫はあくまでアンガスの興味のさきにあるものです。 でも、猫好きにかかれば、これは立派な猫本になるので…

女の子のあこがれ

言わずと知れた日本生まれの名作絵本。 『わたしのワンピース』にしまきかやこ/えとぶん、こぐま社空から降ってきた白い布をひろったうさぎ。 ミシンでワンピースをつくります。 ワンピースは、お花畑を通ると花模様に、雨が降れば水玉模様に…。この絵本を…