ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫4匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

猫本

猫を抱く

それぞれの幸せのかたち。 『猫は抱くもの』大山淳子/著、キノブックス東京郊外を流れる青目川に架かる「ねこすて橋」。 この橋では、夜になると猫たちが集会を開いている。 飼い猫、野良猫…それぞれの事情を持つ猫と人間たちが織りなす連作短編集。映画化…

木彫りの猫

ねこをほる。 『はしもとみお猫を彫る』はしもとみお/著、辰巳出版猫ですか?いいえ、彫刻です。大人気の動物彫刻家、はしもとみおさんの初の猫作品集です。まるで生きているかのよう。 一瞬を切り取って木の中から彫りだされた猫たち。 圧巻の、猫まみれで…

ぼうしつき

ずっといっしょ。 『わたしのマントはぼうしつき』東直子/作、町田尚子/絵、岩崎書店ふちのところがふさふさの、お気に入りの赤いマント。 雨がふっても雪がふっても、いつでも一緒。 悲しくっても恥ずかしくても、帽子をかぶれば大丈夫。くまと、うまと、…

白猫のクリスマス

わたしのサンタさん。 『サンタクロースのしろいねこ』スー・ステイントン/文、アン・モーティマー/絵、まえざわあきえ/訳、徳間書店世界で一番北にあるサンタクロースの家には、雪のようにまっしろな猫スノウがいます。 あるクリスマスイブのこと、スノ…

猫がいる百貨店

百貨店には魔法使いがいる。 『百貨の魔法』村山早紀/著、ポプラ社戦後の焼け跡のなかに、街の人々の希望として生まれ、愛されてきた星野百貨店。 創業50年を迎えた今、閉店が近いのではないかとささやかれている。 魔法を使う白い子猫がいるという噂がある…

チュチュ

もちろん踊ります。 『ちびねこのチュチュと、スプーンのあかちゃん』二宮由紀子/作、牧野千穂/絵、岩崎書店ちびねこのチュチュは、スプーンさんの家に生まれた赤ちゃんを見に行くことになりました。黒猫のチュチュ、スプーンのあかちゃんに会いに行って、…

本屋ねこ

本屋のねこはマイペース。 『ほんやねこ』石川えりこ/作、講談社本屋のねこが窓を閉め忘れて出かけてしまったある日の夕暮れ。 窓から強い風が入りこみ、本の中から物語の登場人物たちを窓の外へ吹き飛ばしてしまいました。何も知らずに散歩していた本屋の…

バレエねこ

くるっとまわれ。 『バレエのおけいこ』石津ちひろ/文、庄野ナホコ/絵、ブロンズ新社バレエ教室に通いはじめた黒猫のミイさん。 おけいこは楽しいけれど、ピルエットがちっともうまくまわれません。 そんなある夜、ぬいぐるみのクマ先生がおけいこをつけて…

オシャレ

キレイだね。 『おしゃれねこ』工藤直子/ぶん、小沢良吉/え、サンリードおしゃれが好きなおしゃれねこ。 街のみんなは褒めてくれるのだけど、ぼさねこは「よっ」と言うだけ。 ぼさねこに褒めてもらいたいおしゃれねこ。 とびきりのおしゃれをするために、…

チリとチリリとおどる猫

ねこのお祭り。 『チリとチリリ よるのおはなし』どいかや/作、アリス館チリとチリリはおはやしの音に誘われて、自転車で出かけていきます。 黒猫のドリンクスタンドでおつきみドリンクを飲みました。 すると・・・。どいかやさんのチリとチリリシリーズ。 …

猫とワルツを

おどろう、ワルツを。 『ルビと子ねこのワルツ』野中柊/作、 松本圭以子/絵、講談社本屋さんのかたすみで、本に積もったほこりから生まれた子ねこのルビ。 ここのところ毎日、お気に入りの本を読みにきていた黒ねこのマック・ロウが急に姿を見せなくなり、…

世界は君のもの

そのとおり。 『世界は猫のもの』エムディエヌコーポレーション家のなかで、窓辺で、街角で。 世界中の、きままで自由な猫たちの写真集。いろんな時代の、たくさんの写真家たちがカメラにおさめてきた猫の姿。 いつでも猫は気高く美しい。 そして、愛らしい…

おどるうたう

踊って歌って。 『おどるネコうたうネコ』沖昌之/著、KADOKAWA踊る猫に、歌う猫。 人気の猫写真家、沖さんの写真集。決定的瞬間!踊っているようにしか見えないし、これはもう、まさに歌ってる。猫の愛らしい瞬間を切り取らせたらピカイチの猫写真家、沖昌…

おどろう

犬と一緒に。 『ぼくとおどりませんか』エズラ・ジャック・キーツ/作、西園寺祥子/訳、ほるぷ出版もしもしー、ぼくといっしょにおどりませんか? 猫が犬に声をかけて、2匹のおどりがはじまります。色とりどりの衣裳を身にまとい、世界中のおどりを踊る犬と…

作家とにゃんこ

ねこと紡ぐ。 『作家と猫』平凡社編集部/編、平凡猫を愛する作家49名の、猫にまつわるエッセイ集。佐野洋子、まど・みちお、向田邦子、夏目漱石、水木しげる…。 おなじみの人から「あら、あなたも?」という意外な人まで、猫にまつわるエピソードが満載です…

ねこの恩返し

歌って踊る。 『おけさねこ』ゆきのゆみこ/文、赤坂三好/絵、チャイルド本社佐渡島の海辺に「にすけや」という魚屋さんがありました。 あるときからさっぱり繁盛しなくなってしまい、夜逃げすることに。 にすけさん夫婦は、16年かわいがってきた猫のあさに…

みとりねこ

いつまでも一緒に。 『みとりねこ』有川ひろ/著、講談社猫と暮らすこと。 優しくてちょっと切ない7つの物語。どうしたって猫より人間の方が長く生きる。猫の成長の早さを、猫目線から見た人間の子どもの成長の遅さとして描写されると、おかしくてしょうがな…

空飛ぶ猫

会いに行くよ。 『空猫アラベラ』アティ・シーヘンベーク・ファン・フーケロム/作、野坂悦子/訳、本作り空Solaアラベラは、8年も猫天国で暮らしている「空猫」。 あるときアラベラは飼い主のおばさんに会いたくなり、「宇宙カゴ」に乗っておばさんのもとへ…

黒猫は本が好き

おすすめ本あります。 『くろねこのほんやさん』シンディ・ウーメ/文・絵、福本友美子/訳、小学館本を読むことが何よりも好きな黒猫。 ある日、とある小さな子どもの本屋さんで働くことになりました。黒猫の本屋さん!「本屋さんと猫」の絵本や児童書はい…

うちにおいで

ちょっとずつ、少しずつ。 『うちのねこ』高橋和枝/作、アリス館野良猫だった猫が、ある日うちへやってきた。 ゆっくりゆっくり「うちのねこ」になるまでのおはなし。飼い主さんの思い、猫の気持ち。ゆっくり少しずつとわかっていながらも焦ってしまったり…

猫おこま

恐るべし猫のネットワーク。 『国芳猫草紙 おひなとおこま』森川楓子/著、宝島社人気浮世絵師・歌川国芳の一人娘が誘拐された。 さらわれた先のお屋敷では奥方の首なし死体が見つかり…。 子守兼弟子のおひなは猫のおこまとともに、“猫の網”からの情報を頼り…

岩合さんと旅の猫

日本も世界も猫の国。 『岩合光昭×ねこ旅』岩合光昭/著、山と渓谷社日本各地からはじまって、世界各国の猫まで。 写真家・岩合光昭さんが旅先で出会った猫たちの写真集。コロナ禍になってから、岩合さんの猫旅番組も日本を巡っていますね。 以前のように世…

通すべからずの戦い

いつか入れる日まで。 『警備員さんと猫』にごたろ/著、KADOKAWA絶対に入りたい猫vs必死に阻止する警備員さん。 ほっこりする攻防を、漫画と写真で楽しめる1冊。Twitterで見ていた、尾道市立美術館の警備員さんと猫との攻防が本に。こんな侵入者ならいつ…

大丈夫。

魔法のことば。 『あら、そんなの!』高橋和枝/著、偕成社人間のお誕生日パーティーに招待された、のらねこのプー。 うれしいけれど、はじめてのことで、どうしたらいいのかわかりません。 そこで、ともだちのたまみさんに相談したら、たまみさんは素敵な提…

100%と言いたい

心の中では100%。 『99.9%猫が好き!』竹内薫/文、古瀬恵一/写真、小学館猫好き科学作家、初の猫溺愛エッセイ。現在飼っている6匹の猫たちへの愛を語りつつ、初めての猫体験の話をしたり、猫の回転について物理学的に解説したり、物理学者ならではの切り…

はちみつ色の幸せ

ビスク先輩からばびぶーまで。 『ハニオ日記』石田ゆり子/著、扶桑社女優の石田ゆり子さんがInstagramで綴ってきた、ハニオ日記。 2016年から現在までのゆり子さんと犬猫たちの暮らしの美しい記録集。愛猫ハニオ目線のとってもユニークな投稿。 いつも楽し…

おなかの虫

スイッチョと鳴く。 『スイッチョねこ』大佛次郎/文、安泰/絵、フレーベル館きれいな声で鳴く虫は、おいしいに違いない。 好奇心旺盛の白い子猫が、虫を飲み込んでしまいました。 すると、おなかの中から「スイッチョ」と鳴く声がきこえて、さあ大変です。…

踊る踊る

猫もしゃくしも。 『踊る猫』折口真喜子/著、光文社画家で俳人の与謝蕪村が見聞きした、不思議な9つの物語。読書記録をつけているのですが、数年前にこの『踊る猫』を読んだことになっていて、でもどんな内容だったのか記憶がなく、本当に読んだのかピンと…

ねこたち

熊さんの猫。 『ねこたち 猪熊弦一郎猫画集』猪熊弦一郎/〔画〕、ilove.cat/企画・編集、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/監修、ミモカ美術振興財団/監修、リトルモア猫、猫、猫……頭の中まで猫が住み込んでしまった画家の、愛のデッサン。画家・猪熊弦一郎の…

城の猫

白猫じゃないよ。 『しろねこ 英国の古城に暮らす猫を訪ねて』石井理恵子/執筆・撮影、横山明美/執筆・撮影、新紀元社英国の美しい古城や貴族の館で暮らす猫たちをめぐる旅。美しい建物や風景、英国の文化に触れられる美しい写真たっぷりの1冊。猫たちも絵…