ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫5匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

猫本

おなかの虫

スイッチョと鳴く。 『スイッチョねこ』大佛次郎/文、安泰/絵、フレーベル館きれいな声で鳴く虫は、おいしいに違いない。 好奇心旺盛の白い子猫が、虫を飲み込んでしまいました。 すると、おなかの中から「スイッチョ」と鳴く声がきこえて、さあ大変です。…

踊る踊る

猫もしゃくしも。 『踊る猫』折口真喜子/著、光文社画家で俳人の与謝蕪村が見聞きした、不思議な9つの物語。読書記録をつけているのですが、数年前にこの『踊る猫』を読んだことになっていて、でもどんな内容だったのか記憶がなく、本当に読んだのかピンと…

ねこたち

熊さんの猫。 『ねこたち 猪熊弦一郎猫画集』猪熊弦一郎/〔画〕、ilove.cat/企画・編集、丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/監修、ミモカ美術振興財団/監修、リトルモア猫、猫、猫……頭の中まで猫が住み込んでしまった画家の、愛のデッサン。画家・猪熊弦一郎の…

城の猫

白猫じゃないよ。 『しろねこ 英国の古城に暮らす猫を訪ねて』石井理恵子/執筆・撮影、横山明美/執筆・撮影、新紀元社英国の美しい古城や貴族の館で暮らす猫たちをめぐる旅。美しい建物や風景、英国の文化に触れられる美しい写真たっぷりの1冊。猫たちも絵…

ぽっちゃり

デブ猫の大冒険。 『かなしきデブ猫ちゃん』早見和真/文、かのうかりん/絵、集英社デブ猫マルは、幸せな家ネコ生活から、ひょんなことで家を飛び出すことになり―。 愛媛県内を東へ西への大冒険。マルが家を出た理由がかなしすぎる。 見た目によらずとって…

キャッツ

歌うように読みたい。 『 キャッツ ポッサムおじさんの実用猫百科』T・S・エリオット/著、エドワード・ゴーリー/挿画、小山太一/訳、河出書房新社ミュージカル「キャッツ」の原作を、エドワード・ゴーリーの挿絵で。さまざまな猫たちが繰り広げる、奇想…

おふろ

10数えてあがりましょう。 『おふろ こねこのきょうだいかぞえうた』石津ちひろ/ぶん、石黒亜矢子/え、BL出版こねこのきょうだい、おふろに入ります。 おふろっていい気持ち!ひとつ、ふたつ、と数えながら猫の3兄弟が仲良くお風呂に入る、かぞえうた絵…

ジンジャー

茶色は生姜色。 『ねこのジンジャー』シャーロット・ヴォーク/作、小島希里/訳、偕成社猫のジンジャーは優しいテレサのだっこが大好き。 いつものんびり、かごのなかでお昼寝。 ところがある日、子猫がかごの中に入ってきた。 ジンジャーと子猫、仲良く遊…

猫と暮らす

ともに生きる。 『命とられるわけじゃない』村山由佳/著、ホーム社愛猫もみじを看取ってから1年。 確執があった母との永遠お別れ。 それは、1匹の猫との出会いの時でもありました。猫たちと暮らす村山由佳さんのエッセイ。もみじとのお別れも、お絹さんとの…

カカオの車

歴史に残るレースです。 『カカオカー・レーシング』今井昌代/著、ヒグチユウコ/背景画、グラフィック社「カカオカー・グランプリ」が始まる! カカオカーに乗った生き物たちが順位を競います。なんという愛らしさ!テディベア・ぬいぐるみ作家の今井昌代…

猫、靴をはく。

オレを信じろ。 『ガルドンのながぐつをはいたねこ』ポール・ガルドン/作、寺岡恂/訳、ほるぷ出版「長靴をはいた猫」といえば、このガルトンの絵本が一番に思い浮かびます。腕組みをして、オレ様って顔をして。 赤いブーツ(長靴)がよく似合っています。…

いたずら

未知との遭遇。 『いたずらこねこ』バーナディン・クック/ぶん、レミイ・シャーリップ/え、まさきるりこ/やく、福音館書店子猫ははじめてカメを見ました。 ポン!っとたたくと頭がひっこんだ!子猫の好奇心をほほえましく描いた絵本。いたずら子猫といっ…

家のない猫

家っていいもの? 『かねもちのいえのねこといえのないねこ』バーナード・ウェーバー/文・絵、あきのしょういちろう/訳、童話館出版スキャットは、家のない猫です。 お金持ちの家の猫と、どんなところが違うのでしょうか。家猫の暮らしと外猫の暮らしが、…

にゃんにゃんにゃん

猫の下僕化計画。 『NNN(ねこねこネットワーク)からの使者 猫だけが知っている』矢崎存美/著、角川春樹事務所今日もミケさんたちは、猫好きな誰かのことをじっと見ている? 猫と人間の出会いを描いた5つのお話。「NNN」ねこねこネットワーク。 すべての人…

猫、踊る!

シャルウィーダンス? 『踊る猫』にゃんこ編集部/編、マイウェイ出版浮世の猫なら、踊らにゃ損々。その名の通り、踊る猫の写真集です。盆踊り、ポールダンス、チアダンスからバレリーニャまで。 ありとあらゆるダンスを踊る猫たち。かわいい!の連続。一瞬…

風をつくる

猫のひみつのお仕事。 『ねこの風つくり工場』みずのよしえ/作、いづのかじ/絵、偕成社町を吹く風は、じつは猫たちの秘密の工場で作られています。 猫たちが今日にぴったりの風を作るため奮闘する毎日をえがいた物語。飼い猫も野良猫も、猫はみんなここで…

洋食好き

行ってみたいお店。 『ねこのようしょくやさん』KORIRI/さく・え、金の星社ねこの洋食屋さん。 ハンバーグが大人気です。定員さんもお客さんも、みんなふっくら、ぽっちゃり。おいしい洋食を食べてたら、そうなりますよね。 幸せそうなふくよかねこちゃんが…

ブーちゃん

いつの時代も子猫は可愛い。 『ブーちゃん』藤城清治/絵・文、講談社捨て猫だったブーちゃん。 拾われたり、飼い主が変わったり、ほかの家に入り込んだり。「ここがぼくのうちだ」 小さいブーちゃんの、たくましく生きる日々。美しい影絵を作り出す作家・藤…

食べると危険

私も勉強します。 『猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑』服部幸/監修、ねこねっこ大切な猫を、身近にある危険から守るために。 食べると危険なモノの情報を丁寧に紹介しています。当たり前に家の中にあるモノが、猫にとっては危険なモノかもし…

子猫が知る世界の秘密。 『ちいさな島』ゴールデン・マクドナルド/さく、レナード・ワイスガード/え、谷川俊太郎/やく、童話館出版ちいさな島を舞台に、生き物たちと四季の移ろいを描いた絵本。まず最初のページから、詩的な言葉に引き込まれます。 谷川…

ニャンコとねこ

いっしょにいよう。 『ふたりのねこ』ヒグチユウコ/著、祥伝社ぼっちゃんと暮らしていた猫のぬいぐるみ「ニャンコ」。 気づいたら、ひとりぼろぼろになって公園にいました。 公園に住む猫のおんなのこ「ねこ」と出会い、ぼっちゃんを探します。美しい絵と、…

ルーヴルにいる

白猫。 『ルーヴルの猫』松本大洋/著、小学館ルーヴル美術館の屋根裏に、人間から隠れて暮らしている猫たち。 1匹の白猫がきまりを破って外の世界にとびだしていく。おとぎ話のようにメルヘンチック。 ミュージカル「キャッツ」を思い起こさせるような美し…

週末は猫

島といえば、猫。 『週末島旅』小林希/著、幻冬舎世界中を旅する作家・小林希さんによる、日本の島旅エッセイ。旅に出ることがむずかしい今だから、旅にまつわる本を読みたくなる。 小林希さんは、『日本の猫宿』『世界の美しい街の美しいネコ』など、猫と…

パパ猫

ピクニックに連れてって。 『とうさんねこのすてきなひみつ』メアリー・チャルマーズ/ぶん・え、あきのしょういちろう/やく、童話館出版ピクニックに行きたい子猫たちと、父さん猫のサプライズ。猫の絵本というより、人を擬猫化したという印象の絵本でした…

ねこがいる

ねこ、なにしてる? 『ねこいるよ』武鹿悦子/作、直江みちる/絵、リーブルねこいるよ。 顔洗ったり、あくびしたり。 お母さん猫のもとをはなれて、ちょっと冒険。ちっちゃくてかわいい子猫のしぐさを丁寧に描いた絵本。子猫のぽわぽわっとした毛並みが伝わ…

エーゲ海

強い日差しのなかで。 『エーゲ海の猫』村松雪絵/著、講談社ギリシアの猫との出会いは、私の不思議体験だった。エーゲ海の猫たちの写真集。自由気ままに生きるたくましい猫たち。 白壁が続く美しい異国の風景のなかで、神秘的にさえ見えます。猫はただそこ…

10ねこ

本当に10匹なのか。 『ねこねこ10ぴきのねこ』マーティン・レーマン/さく、ほしかわなつこ/やく、童話館出版1匹目のねこは、わたしです。ページをめくると、次々と猫たちがごあいさつ。 10匹のいろんな猫にであえます。丸っこいフォルムの独特な絵がクセに…

3ねこ

何色にでもなれる。 『三びきのこねこ』ヴラジーミル・ステーエフ/ぶん、ジュリオ・マエストロ/え、さがのやよい/やく、童話館出版黒、灰色、白の、3匹の子猫。 ねずみを追いかけて粉の缶に入ったら、真っ白の3匹になっちゃった。いろんなものを追いかけ…

白い猫

黒くなりたい。 『しろねこしろちゃん』森佐智子/文、Maya Maxx/絵、福音館書店真っ黒なお母さんと真っ黒な子猫のなかに、真っ白な「しろちゃん」が1匹。 しろちゃんは、みんなとおなじ真っ黒になりたくてたまりません。自分だけ違うことを恥ずか…

やまねこ

やまねこもねこです。 『やまねこのおはなし』どいかや/作、きくちちき/絵、イースト・プレス山できままに暮らすやまねこは、ある日街へ出かけようと思い立ちます。 その途中で白い子猫を助け、山に帰って一緒に暮らすことに。きくちちきさんの大胆な筆遣…