ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫5匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

猫本

猫が踊る

猫がワルツを。 『ねこがおどる日』八木田宜子/作、森川百合香/絵、童心社猫のしろとくろは、夜になるとワルツを踊ります。 でもそれは、リツコだけが知っていること。ほんわかとした気分になれる、踊る猫の絵本です。子どもだけが知っている、夜になると…

猫と散歩

私の中の猫。 『猫の目散歩』浅生ハルミン/著、中央公論新社ハルミンさんが、自分の中にいる猫と対話しながら、都内スポットを案内してくれます。猫と出会える場所や、美味しそうなお店や。時々あらわれる、ハルミンさんの中の猫目線。私は自分の中に猫はい…

猫の唄

セクシーです。 『うちのねこちゃん』松谷みよ子/文、小沢良吉/え、偕成社松谷みよ子さんの、あかちゃんのわらべうたシリーズ。 おしゃれなねこちゃんと、とらねこあにきが登場します。私はこのわらべ唄を知らないのですが、ぜひ聴いてみたい! 赤ちゃんに…

野良猫タンゲ

隻眼のニヒルなやつです。 『タンゲくん』片山健/作、福音館書店ある日ふらっとうちにやって来た、片眼の野良猫タンゲくん。 私の膝の上に乗ったり、ハラの上にのったり。 でも、昼間外で会っても、知らんぷりされてしまいます。 どこでどんなふうに過ごし…

愛しの黒猫

黒猫大好き。 『くろねころびんちゃん ごろごろ』くろねこいしょう/さく・え、キーステージ21黒猫のロビンちゃん。 ビー玉や毛糸玉を転がして、ごろごろ。 大きいものだって、ごろごろ転がします。 でもお空でかみなり様がごろごろ鳴りだすと…。黒猫好き…

子猫ごっこ

一緒にあそぼ。 『きみもこねこなの?』エズラ・ジャック・キーツ/作・絵、当麻ゆか/訳、徳間書店子猫たちが遊んでいるところへ、子犬がやってきました。 子猫になりきって、子猫たちについていく子犬ですが…。「きみもこねこなの?」と聞かれて、思わず「…

かわいいね

猫愛爆発! 『ポーリーちゃんポーリーちゃん 』どいかや/文・絵、小学館かわいいかわいいポーリーちゃんをひたすら愛でる。 それだけのキュートな絵本です。もうね、猫愛爆発。どいかやさんは、猫好きで知られる絵本作家さん。 たくさんの保護猫たちと自然…

夜になると

これからが猫の時間です。 『よるのねこ』ダーロフ・イプカー/文と絵、光吉夏弥/訳、大日本図書夜になると、ねこは散歩に出かけます。 暗闇でもよく見えるねこの目。 何が見えているのでしょうか。人間には見えない夜の世界を、猫と一緒に体験できます。昼…

ぼくだけの名前

君に呼んでほしい。 『なまえのないねこ』竹下文子/文、町田尚子/絵、小峰書店 竹下文子さんは美しい文章とファンタジーのやさしい世界が大好きで、『風町通信』が特にお気に入りの作家さん。 町田尚子さんは『ネコヅメのよる』で虜になった、言わずと知れ…

猫との思い出

妖しく美しく、そして可愛らしい。 『あのねこは』石津ちひろ/文、宇野亞喜良/絵、フレーベル館亡くした猫への想いを綴った、詩のような絵本です。言葉を自由自在にあやつる、石津ちひろさん。 宇野亞喜良さんが描く、美しい猫と女性たち。言葉の力、絵の…

がまん爆発!

ストレスはためないように。 『ほげちゃん』やぎたみこ/作、偕成社クマのぬいぐるみなのに、カバと言われるし。 ゆうちゃんはちょっと乱暴にあつかうし。 汚れてきたら「きたない」って言われるし。 ほげちゃんは、いろいろと我慢してたんですね。読み聞か…

やっぱり猫はおどる

困ると踊りたくなるのが猫。 『こまったときのねこおどり』いとうひろし/作、ポプラ社なにをやっても失敗してばかりのねこさん。 町をでて森のなかで暮らしていますがそこでもうまくいきません。 でも今日は、ごちそうのねずみをつかまえられて大喜び。 で…

猫はおどる

ねこ+さかな=ねこざかな! 『おどるねこざかな』わたなべゆういち/作・絵、フレーベル館ねこはさかなが好き。 さかなもねこが好き。 で…時々ねこはさかなのなかに入って、ねこざかなになるのです。この奇想天外な発想! もうこの絵本のとりこです。ねこざ…

猫とピンク

『モンテロッソのピンクの壁』江國香織/作、荒井良二/絵、集英社夢に出てきたピンクの壁。 モンテロッソに行かなくちゃ! 猫のハスカップの旅の物語。江國香織さんの猫絵本。 絵本にはまだあまり興味がなかった20代前半のころ、文庫で手に入れました。 私…

みんな猫である

名前もまだない? 『吾輩も猫である』新潮社猫の視点で書かれる物語といえば、夏目漱石の『吾輩は猫である』ですよね。 これは、猫好き作家8名が漱石の「猫」に挑む、猫のアンソロジー。 猫好きにはたまりません。それぞれの作家がそれぞれの作風で描く猫の…

猫はかしこい

世界は、肉球よりも、まるい。 『きりこについて』西加奈子/著、KADOKAWAきりこは「ぶす」な女の子。 小学校の体育館裏で、人の言葉がわかる、とても賢い黒猫ラムセス2世をひろった。 「ぶす」と言われて傷ついたきりこが見つけた、世の中で一番大切なこと…

なかよく半分こ

欲張ってはいけませんね。 『おおきなねことちいさなねこ』石黒亜矢子/再話・絵、好学社仲良しの大きな猫と小さな猫が、大きなおにぎりと小さなおにぎりを拾います。 おなかがペコペコの2匹は、どちらが大きなおにぎりを食べるかを巡ってけんかに。 決着が…

みんな大好き

猫が増えていきます。 『10ねこ』岩合光昭/著、福音館書店写真家の岩合光昭さんが撮影した猫たち。 ページをめくると、1ぴき、2ひきと増えていきます。猫好きさんに岩合さんを知らない人はいないのではないかと思います。 世界ねこ歩きは必ず録画していたり…

子猫絵本の名作

きれいな水色に子猫が映えます。 『ちいさなねこ』石井桃子/さく、横内襄/え、福音館書店美しい表紙に、まずため息。 お話を読んで、またため息。 本当にすばらしい絵本です。小さな猫の、大冒険。 ハラハラしながら読んで、ほっと安心して終わる。 「行っ…

猫と過ごす時間

手に取ると泣いてしまう。 『てつぞうはね』ミロコマチコ/著、ブロンズ新社ミロコマチコさんが、愛猫てつぞうとの日々を描いた絵本。 猫好きなら誰もが手に取り、誰もが泣いた、そんな絵本です。猫にはそれぞれ個性があって、同じ子は1匹もいません。 我が…

猫が時間をお知らせします

いえいえ、時間はおしえてくれませんよ。 『ねこどけい』きしだえりこ/さく、やまわきゆりこ/え、福音館書店鳩時計の鳩と遊びたい猫のねねこ。 ちょっかいを出したら時計が壊れてしまいました。 ことちゃんが時計屋さんで直してもらって、おまけにねねこに…

寝る子は育つ

猫の日は、大好きな酒井駒子さんの猫絵本。 『ヨクネルとひな』LEE/文、酒井駒子/絵、ブロンズ新社ひなちゃんのうちにやってきた子猫。 野良猫のお母さんが連れてきました。 女の子と子猫のやさしい出会いの物語。酒井駒子さんの作品が大好きです。 大…

猫コレクション

猫を集める。 『名画のなかの猫』アンガス・ハイランド/著、キャロライン・ロバーツ/著、喜多直子/訳、エクスナレッジ私にはコレクター気質が欠けている、と思いながら長いこと生きてきたのですが、最近はちょっと変わってきました。 絵本を買うようにな…

雪のように白い猫

甘くてせつない猫の片思い。 『雪猫』大山淳子/著、講談社子猫の時にごみ袋に捨てられていたところを助けてくれた理々子。 だからぼくは理々子が何より大切なんだ。 理々子がピンチの時に、人間の姿に変身できる力を手に入れた白猫タマオ。でもそれは夜だけ…

猫はネコ。

ねこです! 『ねこです。』北村裕花/作、講談社もうね、シンプルに猫の絵本。 猫の絵本といえばこれ、って言いたくなる。 そんな潔いくらいに猫の絵本です。鮮やかな色合い、大胆なフォルム。 丸っこくてやわらかい猫の魅力がたっぷりと描かれています。猫…

思い出を縫い上げる

賢治じゃないですよ。 『ヤマネコ毛布』山福朱実/作・画、復刊ドットコム森を出ることに決めたヤマネコのために、森の仲間たちが布と糸を使って思い出を縫い上げた毛布をつくります。楽しかったこと、腹立たしかったこと、思い出の中身はそれぞれ。 いいこ…

黒猫といっしょ

猫と一緒に空を飛ぶ。 『魔女の宅急便』角野栄子/著、角川書店スタジオジブリの映画は、何度も繰り返し観ました。 小説を読んだのは中学生の頃。 黄色とオレンジ色の鮮やかな装丁が印象的でした。文庫本が出ているのを知って、再読のために購入しました。 …

ギュスターヴ

おまえはネコかい? 『ギュスターヴくん』ヒグチユウコ/著、白泉社ヒグチユウコさんのキャラクターの中でも異彩を放つ存在、ギュスターヴくん。 頭はネコで、足はタコ、手はヘビという不思議な生き物。 いたずら好きで、いきなり10匹に増えてやりたい放題。…

いそがしい

猫だっていろいろあるの。 『ねこはまいにちいそがしい』ジョー・ウィリアムソン/作・絵、いちだいづみ/訳、徳間書店猫に声をかけると、「うるさいなあ」みたいな目線を向けてきたり、耳や尻尾だけで返事したり、なんだかつれない反応がかえってくることが…

猫に帽子

新年最初の紹介は可愛すぎる猫の本。 『世界でいちばん愛らしい帽子ねこ』サラ・トーマス/著、 佐藤美穂/訳、エクスナレッジ猫に帽子って、いる!? うちのこは帽子どころか、服も、靴下も着ていません。 首輪をしているのも、5ぶんの2ひきだけ。 猫に帽子…