ずっといっしょ。
『わたしのマントはぼうしつき』東直子/作、町田尚子/絵、岩崎書店
ふちのところがふさふさの、お気に入りの赤いマント。
雨がふっても雪がふっても、いつでも一緒。
悲しくっても恥ずかしくても、帽子をかぶれば大丈夫。
くまと、うまと、ねこ2匹の、とびきりキュートなお話です。
東直子さんも町田尚子さんもとても大好きな作家さんなので、このコンビの絵本がでるなんて夢のようです。
弾むようにリズミカルな東さんの言葉は、何度も何度も声に出して読みたくなるし、町田さんが描く動物たちは表情豊かでいきいきとしていて、見ているだけで楽しくなります。
そばにあるだけで幸せになれる存在、ありますか?
ぎゅっと抱きしめたくなるほど愛らしい絵本です。