猫、靴をはく。
オレを信じろ。
『ガルドンのながぐつをはいたねこ』ポール・ガルドン/作、寺岡恂/訳、ほるぷ出版
「長靴をはいた猫」といえば、このガルトンの絵本が一番に思い浮かびます。
腕組みをして、オレ様って顔をして。
赤いブーツ(長靴)がよく似合っています。
猫のプスはとても賢い。
ご主人を幸せにするだけでなく、悪い巨人に苦しめられていた人々まで救います。
相続したのが猫1匹で、貧乏くじを引いたと思いがっかりしていた末息子。
ところがどっこいでしたね。
それにしても猫のプス、男前です。
イケメン猫に尽くされるお話、ぜひ一度読んでほしい猫物語の名作です。
「長靴をはいた猫」、ガルドンの他には『こねこのぴっち』の作者ハンス・フィッシャーが描いた絵本もいいです。
いろいろ読み比べてみるのも楽しいですね。