絵本から飛び出して
囲まれてみたい。
『絵本の国のぬいぐるみ』原優子/著、白泉社
ぐりとぐら、こねこのぴっち、ビロードのうさぎ。
ぼくの小鳥ちゃんから、ちいさいおうちまで。
絵本でおなじみのキャラクターをぬいぐるみで作れる、夢のような本です。
私は、数年前、こねこのぴっちを作りました。
作り方ではフリースが指定でしたが、ちょうど手元に黒と白のファーがあったのでそれを使用。
結果、こうなりました。
似てない・・・。勝手にアレンジしてごめんなさい・・・。
でも、私でも形にはできる、という自信を手に入れました!
作ってみたいキャラクターがたくさん。
しかもおしゃれでかわいい!
実際に作らなくても、眺めているだけで夢が広がる素敵な1冊です。
タックチック
この本を持っている人に出会いたい。
『Tuck Chick Born』大川久乃/ことば、関澤絵里子/え、婦人生活社
前向きな言葉いっぱいの、大人のための優しい絵本。
私が大型書店でアルバイトをしていた時のこと。
この本が発売されて、平積みになっていました。
個性的なかわいい絵と前向きな言葉の数々に惹かれて購入。原宿で個展があると知って、すぐに見に行きました。
数年前、図書館で福音館書店の絵本雑誌を受け入れしていた時、大川久乃さんのお名前を見かけて嬉しくなりました。
絵本作家として活動されているんですね。
ほぼ同年代で同じ埼玉県出身ということで、勝手に親近感を抱いている作家さん達による、思い出の1冊です。
街を変える
街と本屋。
『街を変える小さな店』堀部篤史/著、京阪神エルマガジン社
京都の個性的な個人店を取材した本。
当時の恵文社一乗寺店店長による、街のなかで小さなお店を続けていくためのヒントが詰まった1冊です。
著者の堀部さんは、現在は誠光社の店主さん。
本屋好きで知らぬ人はいないでしょう。
数年前に京都に行った時、誠光社さんでこの本を購入しました。
ここで買おう!と決めていました。
ご自身が書いた本、積み上げているかと思っていたら、1冊だけ棚に差してあって、その控えめなところがまた素敵だなぁと思ったことが印象に残っています。
小さなお店が街を変える。
街のなかでどんな存在になれるか。
小さな本屋さん必読の書です。