青年と猫のふれあい。
『猫だもの ぼくとノラと絵描きのものがたり』
いせひでこ/絵と文、かさいしんぺい/文、平凡社
牛乳配達の青年が出会ったノラ猫キタカルとの日々。
作家のかさいしんぺいさんが綴るキタカルとの思い出を、いせひでこさんの柔らかい絵が彩ります。
人間から愛されるノラ猫の話を聞くと、ホッと安心して、気持ちが和らぎます。
家猫がしあわせか外猫がしあわせかなんて、人間の基準でそんな単純に決められることではないと思うから、今生きている環境で幸せであってほしいのです。
それにしても、猫好きな男性が猫と触れ合う、それだけでキュンとします。
そんなキュンもいっしょにどうぞ。