ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫5匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

読書会@アトリエ

9月29日、寄居読書会でした。
ネコオドルが移転したため場所の提供ができなくなりましたが、変わらず参加していきます。

今回の会場は図書館2階のアトリエでした。

第16回目、課題本は新美南吉『ごんぎつね』
参加者は5名。
初参加の方もいて、フレッシュな会になりました。

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『ごんぎつね』は学校の教科書で読んだことがあるという人がほとんど。今回はそれ以来ぶりに再読したという人が多かったです。
私は図書館で新美南吉作品にふれる機会があって、数年前に絵本を手にしたことはありましたが、きちんと向きあって読むのは久しぶりでした。

草花の描写が豊かで、ほのぼのとしたものを感じる。

ひとりぼっちの兵十と、ひとりぼっちのごん。
ごんは兵十と友だちになりたかったのではないか。

「ごん、お前だったのか」という兵十の言葉にうなずくごん。
その時、ふたりはわかり合えたはず…。

こんなような意見が出てきました。
なにより「かわいそう」という感想が全体に強く、動物好きには辛いお話でもありました。

後半は、新美南吉の生涯を確認しながら、新美南吉の詩をみんなで朗読しました。

若くして病気で亡くなった新美南吉
恵まれた生涯とは言えなかったかもしれませんが、後世まで子どもたちに慕われ読まれている童話を創り出したことは、本当に素晴らしいことだと思います。

今回の読書会をきっかけに、他の作品も読みたくなりました。

さて、次回は10月14日、芥川龍之介『秋』です。
アトリエ・リカさんに場所をお借りしての開催、楽しみです!