ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫4匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

ねこおどる!

土曜日の夜にはじまるダンスパーティ。

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『なんびきのねこたちおどる?』キャロライン・スタットソン/文、ジョン・クラッセン/絵、いわじょうよしひと/訳、犀の工房

土曜日の夜、路地裏に集まる猫たち。
2匹、4匹、6匹と増えていって、ダンスパーティがはじまります。

ラッセンのデビュー作です。
ラッセンと言えば、長谷川義史さんの関西弁の名訳でおなじみのちょっとシュールな絵本が有名ですが、これは絵のみを手がけた作品ですので、クラッセン特有のシュールさは期待しないでくださいね。
猫が踊るだけの、かわいらしい絵本です。

ネコオドルという本屋さんをはじめてすぐの頃、この絵本が出版されました。
出版社は「犀の工房」さん。
新しい出版社で、なんとこの絵本が第1作目。
同時期に生まれた出版社と本屋が「ねこがおどる」というキーワードで繋がるなんて、運命を感じました。

ネコオドルにも置かせてもらっています。
運命の1冊。
ぜひネコオドルで、ねこおどる絵本を手に取ってください。