猫だけが知る。
『夜に猫が身をひそめるところ Think』吉田音/著、筑摩書房
クラフト・エヴィング商會の吉田夫妻のひとり娘である吉田音さんの作品。
学者にして探偵の円田さんと「ミルリトン探偵局」を結成した音さんは、円田さんの家にやってくる黒猫シンクが持ってくる「おみやげ」から、猫だけが行くことができる「見知らぬ世界」を推理していきます。
日常にひそむファンタジーの扉。
とても読みやすくて、するするとミルリトン探偵局の世界に入ってしまいました。
この作品、続編があるんですよね。
ぜひ手に入れて読みたいと思います。