2021-12-09 赤と青 本(一般) 『赤と青とエスキース』青山美智子/著、PHP研究所赤と青で描かれた女性の絵。 1枚の水彩画によってつながる5つの物語。今までの青山美智子さんの作品とは少し違う印象がありました。 でも読み終わると、これぞ青山さん、という感じなんです。じんわりとあたたかく、包み込んでくれる。赤と青がとても効果的に使われていて、もしかしたら誰もが人生の分岐点にいる時、その人のもつ「色」が彩りを放っているのかもしれない、と思いました。私の色は何色だろう。白猫が登場するお話が胸に響きました。みんなにすすめたくなる、青山美智子さんの最新刊です。