野良猫タンゲ
隻眼のニヒルなやつです。
ある日ふらっとうちにやって来た、片眼の野良猫タンゲくん。
私の膝の上に乗ったり、ハラの上にのったり。
でも、昼間外で会っても、知らんぷりされてしまいます。
どこでどんなふうに過ごしているのかな…。
片眼の猫に「タンゲ」という名をつけるお父さん。
これ、わかる人にはわかりますよね。
表紙のタンゲくんの迫力ある顔つきに、納得の命名です。
表紙だけでなく、絵本全体が豪快で迫力満点です。
野良の世界で生きるタンゲくんと、女の子の愛情を受けて満足そうなタンゲくん。
両方の生き方のいいとこ取りして、幸せに暮らしてほしい。
外で勇敢に生きる野良猫たちへの愛情を感じる、おすすめの猫絵本です。