白猫。
『ルーヴルの猫』松本大洋/著、小学館
ルーヴル美術館の屋根裏に、人間から隠れて暮らしている猫たち。
1匹の白猫がきまりを破って外の世界にとびだしていく。
おとぎ話のようにメルヘンチック。
ミュージカル「キャッツ」を思い起こさせるような美しく幻想的な猫たちの世界。
古くからの美術館には、昔ネズミ除けのために猫を飼っていた建物もあったと、何かで見た覚えがあります。
ルーヴルにはこんな秘密があってもおかしくないかもしれませんね。
屋根裏に本当に猫がいるかもしれないし、絵に魅せられた猫だっているかもしれません。
哀しくて美しい。
お気に入りの本を見つけました。