本当に10匹なのか。
『ねこねこ10ぴきのねこ』マーティン・レーマン/さく、ほしかわなつこ/やく、童話館出版
1匹目のねこは、わたしです。
ページをめくると、次々と猫たちがごあいさつ。
10匹のいろんな猫にであえます。
丸っこいフォルムの独特な絵がクセになる、マーティン・レーマンの猫絵本。
ほるぷ出版では、しろたのぼる訳『こねこ ねこねこ』として出版されていたようです。
「10ぴきのねこ」とあった方がぴったりな感じがします。
なにより見返しのデザインが素敵。
このデザインでいろいろ作ってほしいと思うほど、まず見返しのページでにんまりして手が止まってしまいます。
不思議な魅力のある絵本です。