猫がワルツを。
『ねこがおどる日』八木田宜子/作、森川百合香/絵、童心社
猫のしろとくろは、夜になるとワルツを踊ります。
でもそれは、リツコだけが知っていること。
ほんわかとした気分になれる、踊る猫の絵本です。
子どもだけが知っている、夜になると訪れる秘密の時間。
なんだかワクワクしますよね。
猫が踊る絵本はいろいろと読みましたが、この絵本は猫が主役ではなく、子どもの世界がきちんと描かれています。
私のうちにも踊る猫がいるといいな、と、夢が広がります。
あたたかい絵が、お話のやさしい雰囲気にぴったりの、かわいらしい1冊。
猫を飼っている子どもたちに読んであげたい絵本です。