ご縁とフクロウ
ネコオドルがきっかけで、素敵な出逢いがたくさんあります。
『二人が睦まじくいるためには』吉野弘/詩、童話屋
先日、「本」「図書館」「猫」など、共通のキーワードで意気投合した方に教えていただいて、「行きたい!」という私を連れて行ってくださったのが、本庄市にあるchouette(シュエット)という雑貨とトマトカレーのお店です。
このお店、なんと詩人の吉野弘さんの長女、奈々子さんが店主さんなんです。
あの吉野弘さんですよ!
あの「奈々子へ」の奈々子さんですよ!
お店には、フクロウ好きの奈々子さんが集めたフクロウの雑貨を中心に、ハンドメイド雑貨や猫の雑貨もありました。
とても可愛らしくて、素敵な空間です。
そしてお店の奥のお部屋には「吉野弘の展示コーナー」が!
吉野弘さん直筆の詩や出版された詩集、手書きの名刺などが惜しげもなく並べられていて、ずーっと眺めていたくなる、贅沢な場所でした。
そしてトマトカレー!
水を使わずにトマトの水分だけで作るそうです。
トマトとスパイスが香る、本当に美味しいカレーでした~。
通いたくなります。
素敵なご縁でつながった、本当に楽しいひとときでした。
本や猫のお話も尽きることなく。
ネコオドルをやっていてよかったなあと、いろいろなめぐり合わせに感謝です。
詩集『二人が睦まじくいるためには』は、私が一番好きな吉野弘さんの詩集。「祝婚歌」という詩の、最初の一節がタイトルになっています。
この詩集にも、数年前に図書館でレファレンスを受けなければ出会っていなかったかもしれない。
ご縁にめぐり合わせ…福を運ぶフクロウに囲まれた素敵なお店で、幸せを感じたひとときでした。