イタリアの本屋を知る。
『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』内田洋子/著、方丈社
ヴェネチアの古書店からはじまる、イタリアの小さな村モンテレッジォの本を売る行商人たちの物語。
最初からぐいぐい引き込まれて、所々に差し込まれた写真に心動かされながら、大切に読みました。
本をめぐる数奇なお話には興味があって、シェイクスピアの初版本をめぐるノンフィクションや本泥棒のお話など、色々読んできましたが、この本は、それらとも少し違う、どこか特別な印象の残る本。
本を売る仕事に、誇りを持ちました。
図書館で借りた本だったけど、自分のために1冊持っていたいと思います。