街を灯す
本屋好きの本。
『街灯りとしての本屋』田中佳祐/著、竹田信弥/構成、雷鳥社
街の小さな本屋さんをはじめた11店舗の店主が語る、本屋をはじめるまでのこと、そしてこれからのこと。
双子のライオン堂さん発行の文芸誌『しししし』のメンバーが贈る、本屋の本。
それぞれの店主からこれから本屋をはじめたい人へのメッセージや、本屋開業までに必要な具体的な情報もまとめられていて、これから本屋をはじめたい人にはぜひ手に取ってほしい1冊です。
街灯りとしての本屋。
小さな小さな本屋をはじめた身からすると、これほど希望の込められた言葉はありません。
人々が集まり、出会い、街をつくる。
そこにある本屋になりたい。
この本を読んで、「私ひとりじゃない」と感じて、あたたかい気持ちになりました。
本屋になったきっかけは人それぞれだけど、みんな同じ方向を向いている。
街の小さな本屋、アツいです。