赤と緑
赤はとまれ、緑はすすめ。
『あかいひかり みどりのひかり』マーガレット・ワイズ・ブラウン/作、レナード・ワイスガード/絵、谷川俊太郎/訳、童話館出版
赤い光で止まれ、緑の光で進め。
トラック、車、馬、こども、犬、猫。
みんな朝になると、それぞれの道を通って出かけて行きます。
大好きなワイズ・ブラウン&ワイスガードコンビの絵本。
ワイスガードの絵にであうたびに、その表現の幅の広さに驚かされます。
そしてこの絵本は、谷川俊太郎さんの訳。
ワイズ・ブラウンの詩的で美しい文章がいきいきと伝わってきます。
1日のはじまり、1日の終わり。
日常のなにげない風景を切り取った、温かみのある絵本です。
登場する猫もキュートですよ。
リズミカルで、声に出して読むと楽しい絵本です。