読書会@古民家
1月24日、寄居読書会でした。
前回から5人のメンバーで幹事を順番にまわしていくスタイルで開催していて、今回はFさんプレゼンツです。
開催するかどうか、みんなで悩み相談し、きちんと対策をとりながら行うことになりました。
マスク、消毒、ディスタンス、飲食禁止、徹底です。
会場は、前回に引き続き、寄居市街地にある素敵な古民家「壺中居」をお借りしました。
課題本は、カフカの『変身』です。
宿題になっていた「グレゴールが変身した虫の絵」からはじまり、虫にまつわる思い出などを話しました。
意外とみんな虫が好きでびっくり。
私は虫が苦手なんです…。
『変身』も、虫の姿を想像するたびに鳥肌を立てながら読んでいました。
でも宮崎駿の「風の谷のナウシカ」は好きだということに、話をしていたら気づきました。
あんな巨体な虫だらけの映画なのに。
『変身』は、不条理なお話です。
今日の読書会で、愛情は長く続かない、という言葉が印象に残りました。
グレゴールが襲われた不条理。
家族が襲われた不条理。
愛が試され、敗れたのでしょうか。
一人では気づけないことを知ることができ、本の世界がグッと広がる。
読書会の醍醐味を再確認した楽しいひとときでした。
また約2か月後、開催できることを祈りながら。