本を守る
本の力を。
主人公は、高校生の夏木林太郎。
一緒に暮らしていた祖父が突然亡くなり、祖父が営んでいた古書店『夏木書店』をたたむことになる。
そんな時、書棚の奥に人間の言葉を話すトラネコが現れ、本を守るために力を貸してほしいという。
本好き、猫好きにはたまらない設定です。
猫が本を守る。
素敵な響きです。
本を大切にすること。
その方法や考え方は人それぞれだと思います。
読書を楽しみ、そこから得られたモノを成長の糧にし、心を豊かにする。
そして、本が幸せだといいですよね。
読後、今までよりも本を愛おしく思っているかもしれません。
それは猫のおかげなのですから、猫も数倍愛おしくなってるはず。
本と猫、切っても切れない関係です。