ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫4匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

本を守る

本の力を。

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『本を守ろうとする猫の話』夏川草介/著、小学館

主人公は、高校生の夏木林太郎。
一緒に暮らしていた祖父が突然亡くなり、祖父が営んでいた古書店『夏木書店』をたたむことになる。
そんな時、書棚の奥に人間の言葉を話すトラネコが現れ、本を守るために力を貸してほしいという。

本好き、猫好きにはたまらない設定です。
猫が本を守る。
素敵な響きです。

本を大切にすること。
その方法や考え方は人それぞれだと思います。

読書を楽しみ、そこから得られたモノを成長の糧にし、心を豊かにする。

そして、本が幸せだといいですよね。

読後、今までよりも本を愛おしく思っているかもしれません。
それは猫のおかげなのですから、猫も数倍愛おしくなってるはず。

本と猫、切っても切れない関係です。