ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫4匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

それでも終わりは来る

エンデといえばこれです。

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はてしない物語ミヒャエル・エンデ/作、岩波書店

高校生の夏休みに、部屋にこもって読みふけっていました。

映画「ネバー・エンディング・ストーリー」が大好きで何度も繰り返し観ていて、ファルコンに乗りたいと本気で思っていました。
私のもふもふ好きの原点はここにあるかもしません。
「もふもふ」と聞くと、今でもたまにファルコンを思い浮かべます。

この本は「その原作だよ」と兄から教えてもらって読みました。
映画の内容は、小説だと全然途中までのお話で、その後のお話があることに興奮して読んだのを覚えています。
本当に果てしなくて、読み終わったときの充実感が忘れられません。
そして、とても面白かったけど読み返すのにはちょっと勇気が必要だ、と思ったのも忘れられません(笑)

エンジ色の布張りの装丁が素敵な、エンデの名作です。

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