大切にしているぬいぐるみ、ありましたか?
『こんとあき』林明子/さく、福音館書店
あきと、おばあちゃんが作ってくれたぬいぐるみのこんは、大の仲良し。あきが大きくなってもずっと一緒ですが、だんだん古くなりほころびてしまったこん。治してもらうために、おばあちゃんの住む街へ行くことにしたふたりの、冒険のお話です。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ」
こんがあきを心配させまいと言うせりふが、あたたかい。
あきを守ろうとするこんに、涙があふれてしまう大人も多いようです。
日本うまれの名作絵本です。
子どもたちに読んであげたい1冊。