宮沢賢治の猫のおはなし。
『猫の事務所』宮沢賢治/作、黒井健/絵、偕成社
かまどの中で眠るため、いつもススだらけの「かま猫」。
体が汚れているからと猫仲間から嫌われていて、事務所でもほかの猫からいじめられています…。
いろいろな猫が出てくるのですが、私はもう「かま猫」の味方です。
すべての猫を愛する私からしたら、不当な扱いを受けている猫がいるなんて我慢なりません。それも猫同士で!
思いのほか感情移入して読んでしまった絵本。
このお話を知らない方は、ぜひ一度読んでみてほしい。
大人のための絵本です。