さよなら星の王子さま
表紙の黄色が美しい。
『絵本星の王子さま』サンテグジュペリ/著、池沢夏樹/訳、集英社
星の王子さまを絵本で。
原作の良さをそのままに、小さな子どもでも読めるようになっています。
イラストも大きく美しく、見ごたえがあります。
様々な物語が簡略化されたり絵本化されたりして出版されていますが、そこには賛否両論あるかと思います。
私は、小さな子に合わせた形で出版することによって原作の魅力が損なわれることには疑問を持っています。
その作品にふさわしい年齢になったら読めばいいのでは、と。
でもこの絵本は、原作の魅力を最大限残している素敵な作りになっていると思います。
大人になっても読みたい『星の王子さま』。
その出会いの1冊目に、いかがでしょうか。
ところで。
寄居PA(上り)の「星の王子さまPA」が、この3月で終了するとのこと。
とても残念です。
また王子さまと出会えることを信じています。
寄居町と星の王子さまがつながることができて、夢のようでした。
ありがとうございました!
最後の1週間、よろしくお願いします。