無事に彼方へ。
『永遠のおでかけ』益田ミリ/著、毎日新聞出版
大切な人の死。
かなしみと、その先にある生活を静かに綴ったエッセイ。
身近な人との死別、それは避けては通れないことです。
誰よりも先に死んでしまうことの不孝を思うと、大切な人の永遠のおでかけを見送ることは、つらく悲しくても経験しなくてはいけないと、思っています。
死別の悲しみを書いた本はたくさんありますが、同じものはひとつとしてない。
お別れの数だけ、悲しみがある。
益田ミリさんと家族のかけがえのない日々を綴った、美しいエッセイです。