愛しの黒猫
黒猫は奥が深い。
『魅惑の黒猫 知られざる歴史とエピソード』ナタリー・セメニーク/著、グラフィック社
黒猫の歴史や伝説、知られざるエピソードが楽しめる魅力的な1冊です。
黒猫びいきというわけではないのですが、子どもの頃はじめて飼った猫が黒猫で、その後もなにかとご縁が続いているので、黒猫にはちょっと特別な思いがあるかもしれません。
今の相棒も黒猫。
うちにいる猫は自分から迷い込んできた子が多いなか、この黒猫は、私がはるばる連れ帰ってきた子なのです。
そのためか、いちばん私に懐いている。
相棒です。かわいい。
黒猫には悲しい歴史もあるし、不吉な言い伝えもあるし、ほかの猫や動物と比べて背負うものが大きい気がします。
そんな黒猫のイメージを変えてくれたのは『魔女の宅急便』かもしれないです。
ジブリ映画の黒猫ジジ、本当にキュートで、魔女のキキがうらやましくなった人も多いのでは。
黒猫には魅力がたくさん。
黒猫好きなら手元に置いておきたくなる黒猫本です。