わたしたちは水です。
『水の手紙 群読のために』井上ひさし/著、萩尾望都/絵、平凡社
すべての水はひとつにつながっています。
子どもたちの未来と水惑星・地球の行方への祈りをこめて。
これは、2003年に井上ひさしさんの出身地である山形県で上演された群像劇の台本です。
地球温暖化、水争い、水の問題は、やがて地球の未来、子どもたちの未来を脅かす。
水にまつわる幅広い内容を取り上げながら、大事なことをとてもわかりやすくシンプルに伝えています。
井上ひさしと萩尾望都のコラボレーション。
萩尾望都さんの美しいイラストに惹かれてこの本を手に取る人も多いかもしれません。
美しいこの本が、水の話に関心を持つきっかけになるといいです。