美しい水の絵本。
『ひとしずくの水』ウォルター・ウィック/作、林田康一/訳、あすなろ書房
ひとしずくの水からはじまる、終わりのない水の世界。
自然のなかの水の姿を美しい写真とともに追いかけていきましょう。
水のいろいろな姿、形をとらえた写真絵本。
写真が美しくて眺めているだけで楽しく、丁寧な説明で水への興味を誘います。
表紙はなにかのポスターかと思うほど、洗練された印象。
インテリアとして部屋に飾っても素敵です。
でも見かけ重視のおしゃれ絵本ではなく、しっかりと中身のある科学絵本なので、大人も子どもも満足できる。
身のまわりのものに興味を持ちはじめた子どもに手渡したい、とても良質な科学絵本です。