見上げればそこに。
『キツネと星』コラリー・ビックフォード=スミス/さく、スミス幸子/やく、アノニマ・スタジオ
森に住むキツネは、夜空に輝くたったひとつの星が友だちです。
ある日、その星がいなくなり、さみしくてたまらないキツネは勇気をだして星を探しに出かけます。
まず何より、装丁が美しい。
洗練されたイラストが素敵にデザインされていて、リズミカルに物語を紡いでいます。
美しい本です。
あたたかくて何度も手に取りたくなるお話。
寝る前の時間に、親子で何度も何度も読んでほしい。
布張りの絵本はだんだんと手になじんでいって、特別な1冊になることでしょう。