ブルガリアの昔話です。
『金の鳥』八百板洋子/文、さかたきよこ/絵、BL出版
王に命じられて金の鳥をさがす旅にでた三人の王子。
途中で出会ったおじいさんの忠告をきいた勇気ある末の王子は…。
古くからの昔話の要素がたくさんつまっています。
読みながら、これはストーリーテリングにしてみたい、と思いました。
物語の持つ世界の素晴らしさに引き込まれるのがわかりました。
そしてこの絵本は、絵がすばらしい。
幻想的なのにどこか素朴な雰囲気をもつ絵が、物語の世界にぴったりです。
大判がうれしい、美しい絵本です。