食すように読む。
『食卓一期一会』長田弘/著、角川春樹事務所
美味しそうな詩。
食べものの詩66篇を召し上がれ。
まず表紙が素敵です。
めくる前に思わず「いただきます」と言いたくなってしまいます。
そして詩を堪能。
美味しそうなにおいや、食材の色彩が思い出されてきます。
そう、おなかがすいてしまいます。
詩の楽しみ方は人それぞれだと思いますが、難しいことを考えず、食事を楽しむように詩を楽しんでほしい。
そんなことを、するっと感じさせてくれる、気取らない詩集です。
食いしん坊のあの人に贈りたい1冊。