ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫5匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

はじまりの物語

ホラーとファンタジー

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魔性の子小野不由美/著、新潮社

日本のファンタジーが好きだと話すと、「十二国記いいですよね!」とかなりの確率で言われます。もちろん読んでるでしょ、のノリです。あぁ、読んでないんです…。

私が十二国記シリーズを読んでいない理由。
それは、勘違い。

小野不由美さんといえば、ホラーじゃないですか。
私、ホラー読めないんです。
ホラーの薫り漂う作品は避けてしまうんです。

魔性の子』は、十二国記シリーズが始まる前に単体で発表された作品で、紹介にもしっかりホラーと書かれています。
その流れをついでいる十二国記シリーズ、手を出せなくなる私の気持ち、ちょっとわかるっていう人もいるのではないかなぁ。

でも今、十二国記シリーズを読んでいます。
読んでわかった。
ホラーじゃない。
おもしろい。
早く読めばよかった!!

魔性の子』は、読むか迷いました。
だってこれはホラー。
そう紹介に書かれてるもの。

そんな時、誰かがこう解説してました。
魔性の子』は、人間側から見たら正体のわからないモノに襲われる不気味で恐ろしい物語だが、十二国記側から見たら大切な存在を守ろうとする必死な戦いなのだ、と。

そうか。
じゃあ、十二国記の視点から読めば、いいのかも。

そして読みました。

しっかり十二国記の視点で。

読んでよかった。

ホラー好きからしたら、完全なるネタばれ状態だけど、十二国記好きからしたら、これがいいんだと思います。

私のように、十二国記シリーズは好きだけど、ホラー苦手で『魔性の子』は読んでないという人がいたら、教えてあげたい。

大丈夫。読もう!