ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫5匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

読書会@桜の下

3月30日、寄居町鉢形城址のエドヒガン「氏邦桜」の満開の下で読書会を開催しました。
寄居読書会の第10回目、ネコオドルを飛び出してお花見読書会です。

課題本は坂口安吾桜の森の満開の下
参加者は8名。

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まずはネコオドルに集合。
みんなで散策しながら、途中でスーパーに寄って食料を調達しつつ、「氏邦桜」のある鉢形城址をめざしました。徒歩15分くらいの道のりです。
数日前からお天気が心配でしたが、雨は降らなかったもののどんよりとした曇天、気温も低く、ちょっと肌寒い。
そんな陽気のためか、お花見客はいつもより少なめで、ほぼ貸切りの贅沢空間!

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読書会は、自己紹介のあと、乾杯をしてからはじまりました。
お花見読書会なので、いつもより軽い感じで、お酒を飲みつつ感想を述べ合います。

しばらくぶりに読んでみたら、記憶していたよりも怖い話だった。
会話のおもしろさ。
桜は、女は、鬼は、何かを表しているのか。

この物語は、桜の美しさが際立って描かれているものの、残忍でグロテスクな描写もあり、内容も不可思議なところが多いため、読み手によって感じ方や引っかかりがそれぞれで、いろいろな意見が出てきました。

何度読んでも、いろんな解釈ができて、いろんな感じ方のできる、不思議な物語です。

その後、みんなで朗読をしました。
青空の下、満開の桜の下での朗読、本当に気持ちがよかったです。
これはすばらしい経験でした。

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でもやはり寒さには勝てず…途中でお花見を切り上げて、後半はネコオドルに戻って行うことになりました。

そして最後、「桜」を使って俳句を詠むことに!
お花見読書会の感想、本の感想、なんでもよかったのですが、みなさん巧い!私はどうしてもまとまらず、グダグダでした…。

青空の下での読書会、とてもよかったです。
秋には紅葉の下で、またできたらいいなと思います。

次回の読書会は4月28日に、武者小路実篤『友情』を読みます。
場所はいつものとおりネコオドルにて。