すべて猫のもの
猫好きならば否めない。
『わたしのものよ』マルー/えとぶん、WAVE出版
大判の表紙は、緑と花に囲まれた、白い猫。
美しい絵本です。
リリさんの家で、犬のゴマと共に暮らす猫のサカナの日常。
家の中で外で、出会うモノすべて「わたしのものよ」とサカナは言います。
猫を愛する人には、共感できる部分があるはず。
私の家は、子どもの頃からいろいろな猫を飼っていました。
特に縁があるのか、黒猫が多いのですが、白猫と、茶トラは、まだご縁がありません。
白猫、憧れます。
畳んだばかりの洗濯物のうえに猫が寝そべっても、「しかたないなあ」と笑って許す。
そんな猫好きあるあるも、すべては猫のものですからね。
猫と暮らす人たちに、猫の愛おしさ倍増させちゃう本。
この表紙がとても魅力的です。