いろんな方からのプレゼントもあって、私は5冊も持ってます。
『星の王子さま』サン=テグジュペリ/作、内藤濯/訳、岩波書店
フランス生まれの名作。
「たいせつなことは目に見えない」
このセリフで有名です。
子どもと大人とでは、読み方や感じ方が変わる本だと思います。時事的な比喩なども織りまぜられているので、大人になってから初めて読んだ人には、少し教育的だったり風刺的に感じる部分が強いかもしれません。
でも、これは星の王子さまと不時着した飛行士の、美しい物語。
子どもに純粋な心で読んでほしい物語です。
今はいろんな出版社から、いろんな訳者の『星の王子さま』が出版されています。
池澤夏樹訳の集英社版や、河野万里子訳の新潮社版なども持っていますが、私はやっぱり岩波書店の内藤濯さんの訳したものが好きです。
ウワバミは、ウワバミじゃないと、しっくりこない。
読み比べてみるのも面白いかもしれません。
新しい発見もできそうですよね。
プレゼントにも喜ばれる本ですが、気をつけないと、私のように何冊も持ってる人もいるかもしれませんよ。
それくらい、贈りたくなる宝物のような1冊です。