大きいことはいいことだ
へその緒のついた、生まれたばかりの子猫が捨てられていたのを保護して育てたことがあります。
何日生きられるかわからないような、綱渡りの日々。
「おおきくなあれ」と毎日祈っていました。
その子は無事大人になり、16歳まで生きてくれました。
『ねこがおおきくなりすぎた』ハンス・トラクスラー/作・絵、杉山香織/訳、徳間書店
小さい子猫をもらってきた夫婦のお宅。
やせっぽっちだった子猫は、どんどん大きくなって…。
か細くて弱々しい子猫であれば「おおきくなあれ」と祈りながら育てるのは当然。
でも、大きくなるにもほどがある!
ユーモアたっぷりの予想外の展開が楽しい絵本。
読み聞かせをしてもみんなでわくわく楽しめると思います。