シュールな…
かわいい顔してブラックな絵本です。
『どこいったん』ジョン・クラッセン/作、長谷川義史/訳、クレヨンハウス
なくしてしまった赤い帽子をさがす熊のお話。
大阪弁がいいアクセントになっています。
ボーッとしたイラストが可愛くて、ほのぼのしたお話かと思いきや、衝撃の結末が。
シュールなので大人の絵本という感じがしますが、子どもには子どもの楽しみ方ができるのだと思います。
子どもに与えたくないという声もチラホラありますので、もしプレゼントに考えているようでしたら、一度自分で読んでから判断することをおすすめします。
クラッセンの洗練されたイラストがおしゃれな、飾っておきたくなる絵本です。
続編に『ちがうねん』と『みつけてん』もあります。