生きること愛すること
子どもの頃、通っていた歯医者さんの待合室に置いてあり読んだことを覚えています。
『100万回生きたねこ』佐野洋子/作・絵、講談社
子どもの頃は正直、よくわからずに読んでいました。
猫の絵本だから手に取っていたという感じ。
いろんな人生(猫生?)を生きられていいなあとか、そんなことを思っていたと思います。
大人になってあらためて読んでみると、感じ方も受けとめ方も、子どもの頃とはまったく変わっていました。
こんなに哀しく、愛に満ちたお話だったとは。
長く愛され読み継がれている絵本。
これからも子どもに読んでいってほしいです。
大人になってからも、ぜひ一度読んでみてください。
最後に手にいれるものは、愛でありたい。