須賀作品との出会いは、江國香織さんが著書で紹介していたことでした。
『コルシア書店の仲間たち』須賀敦子/著、文藝春秋
イタリア文学の翻訳家であり、エッセイスト。
何年も前ですが、美しい文章が好きでよく読んでいた江國香織さんが「美しい」と絶賛されていたのが印象的で、翻訳された作品もエッセイも次々と読みました。
ハズレなしです。
文章の美しさは私が語るまでもなく、イタリアの情景が目に浮かぶようで、フランス押しだった私もすっかりイタリアの魅力に心奪われてしまいました。
本好きの間では、須賀敦子さんは外せないラインナップに入れている方も多いと思いますが、世間にはまだまだ読んだことがない人も多いはず。
ぜひ1冊、手にとってみてほしい作家です。