図書館の仕事のひとつとして、中学生向けの図書館だよりを作っています。
夏休み前の図書館だよりには「夏におすすめの1冊」を必ず載せるのですが、その年によって何を選ぶか、とても悩みます。
夏に読みたい本って、結構ありますよね。
もちろん毎年違う本を選んでいますが、でも、私が本当に夏におすすめしたいのは、たぶんこの1冊だけ。
『夏への扉』ロバート・A・ハインライン/著、早川書房
いつも一番最初に思い浮かぶのはこれです。
新装版も出ていますが、私は文庫派。
表紙の猫の利発そうな後頭部が大好きです。
SFの名作であり、立派な猫本でもあります。