昨年の秋、京都に行きました。
旅のお供にどんな本を持っていくか、
これはとても重要な問題です。
私が京都旅行に持っていったのは、
部屋の本棚にあった京都が舞台の小説でした。
『夜は短し歩けよ乙女』森見登美彦/著、角川書店
再読だったのですが、大正解でしたね。
行きの新幹線の中で読みはじめたのですが、京都の街と京都の小説、どっちが本命かわからないくらい、はまってしまいました。
小説の中で登場する糺の森と下鴨神社にはもともと行く予定だったので、数倍の感動を覚えながらお参りしてきました。
次は夏に来よう、と心に誓って帰ってきました。
帰って来てからは、森見作品を読破しました。
はまると抜けられなくなる作家さんです。