ネコオドルのほんのつぶやき

自然豊かな小さな町で、猫5匹と暮らしています。小さな本屋「ネコオドル」店主が、本のこと猫のことなどをつぶやきます。

本の本

糸で紡ぐ物語

糸の彩り。 『刺繍小説』神尾茉利/著、扶桑社物語のなかに登場する刺繍するシーン。 そこから妄想をふくらませて作り上げた刺繍作品は、物語の世界を鮮やかに彩ります。1年くらい前に読んだ群ようこさんの『れんげ荘』にも刺繍のシーンが登場するのですが、…

人生を変えた本屋さん

表紙の猫がいいですね。 『人生を変えた本と本屋さん』ジェーン・マウント/著、清水玲奈/訳、エクスナレッジその名のとおり。 世界中の素敵な本屋さんと読書家の人々の愛読書をイラストで紹介するオシャレな1冊。ぺらぺらとめくってみて、はじめてこの本の…

イワナミ少年

子どものための特別な本。 『本へのとびら ー岩波少年文庫を語る』宮崎駿/著、岩波書店Twitterで岩波少年文庫が盛り上がっているので、この本をご紹介せずにはいられません。 この本では、宮崎駿さんが選んだ岩波少年文庫50冊が紹介されています。スタジ…

本屋のドラマ

行ってみたい本屋です。 『燃えよ、あんず』藤谷治/著、小学館フィクショネスという、下北沢に実在していた本屋さんのお話。著者の藤谷治さんのお店です。私は行ったことがなかったのですが、フィクショネスに実際に行ったことがある人が、この本を教えてく…

本の街

いつか訪れたい夢の街です。 『世界のかわいい本の街』アレックス・ジョンソン/著、井上舞/訳、エクスナレッジ世界の小さくてかわいい41の本の街を集めました。日本で「本の街」といえば、神保町。 世界中にもこんなにたくさん「本の街」があるなんて、本…

ギフト

贈り物のような本。 『本を贈る』三輪舎本をつくり、本を届ける10人がそれぞれに綴った言葉を集めました。いろいろな人の手を経て本はつくられ、私たちの手に届きます。 装丁家、校正、出版社、印刷会社、本屋…。 1冊の本が手元に届くことはまるで奇跡のよう…

本を売る

イタリアの本屋を知る。 『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』内田洋子/著、方丈社ヴェネチアの古書店からはじまる、イタリアの小さな村モンテレッジォの本を売る行商人たちの物語。最初からぐいぐい引き込まれて、所々に差し込まれた写真に心動…

本屋の猫になりたい

安定感半端ない女主人、登場です。 『ほんやのねこ』ヒグチユウコ/絵と文、白泉社『せかいいちのねこ』のシリーズ第3弾は、ほんやのねこです。 ひとくせあるお客さんたちに、本屋の主人はそれぞれにぴったりの本をおすすめします。猫好きの本屋好きにはた…

かけはし

優しいほほえみ、優しいまなざし。 『橋をかける 子供時代の読書の思い出』美智子/著、すえもりブックス 美智子さまの子どもと読書についての講演を1冊の本にしたもの。 本で知った美しさ、本から感じた不安、本から得た喜びなどについて語られています。子…

本をすすめるということ

タイトルにビビってはいけません。 『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』花田菜々子/著、 河出書房新社長いタイトルですが、その出だしの言葉でつまずかずに、最後まで読んでください。これは、本を…

絵本の父

児童サービスのバイブル。 『幼い子の文学』瀬田貞二/著、中央公論新社図書館に勤めているのですが、児童担当ではないので、児童サービスに関われる機会は残念ながらあまりありません。でも研修会には時々参加しているので、実践の場を求めてうずうずとして…

猫本だらけ猫だらけ

『本屋、はじめました』の隣に並べています。 『猫本屋はじめました』大久保京/著、洋泉社日本初の猫本専門店といえば書肆吾輩堂。 インターネット書店の吾輩堂の店主さんによるエッセイです。オンラインショップを見ていると、欲しい本ばかりで大変です。 …

小さな本屋さん

ネコオドルは、小さな小さな小さな小さな本屋さんです。 『日本の小さな本屋さん』和氣正幸/著 、エクスナレッジ写真がとても美しく、眺めているだけでも楽しめる1冊です。たくさんの本屋さんをぎゅっと詰め込んだガイドブックではなく、厳選されたひとつひ…

本を直す

手製本の美篶堂が教えてくれます。 『美篶堂とはじめる本の修理と仕立て直し』美篶堂/著、本づくり協会/監修、河出書房新社 図書館では本の修理をします。 ページが外れたり、破れたり、簡単な修理で直るものもあれば、一度解体して組み直さないといけない…

あったらいいな

『あるかしら書店』ヨシタケシンスケ/著、ポプラ社こんな本屋さんあったらいいな。 でも、こんな本があったらどうするよ?どんな本でも出てくる夢のような本屋さんの本。 ヨシタケシンスケさんの溢れる想像力がとまりません。 ヨシタケワールドが堪能できま…

久子さんと猫と本屋と

この本は、私にとって奇跡の1冊です。 『猫はしっぽでしゃべる』田尻久子/著、ナナロク社熊本の本屋さん「橙書店」の店主、田尻久子さんのエッセイ。 この本の佇まい。いい本だということが伝わってきます。書店員さんが書いた本、最近多いなという印象が…